星空観察デートにも! 夏に見える星座&流星群まとめ【2017年版】 2ページ目
流れ星を見るとなんともロマンチックな気持ちになりますね。7月下旬から8月下旬にかけては1年で一番流れ星を多く見られる、とされます。2017年夏に注目されるのは「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」「ペルセウス座流星群」です。『国立天文台』によれば、それぞれが極大となるのは以下の日です。
●7月30日
「みずがめ座δ南流星群」が極大
見ごろは2時ごろ
1時間に5個程度
※前後6-7日は見ごろ
●8月13日
「ペルセウス座流星群」が極大
見ごろは4時ごろ
1時間に35個程度
ちなみに極大とは「一番流星がたくさん見られる」といった意味。また、流星群は夜空の一点(これを放射点といいます)を中心にして飛び出してくるように見えますが、その中心付近にある星座(あるいは星)には名前が付いています。「みずがめ座δ南流星群」では、みずがめ座を構成する「δ星」、「ペルセウス座流星群」なら「ペルセウス座」に放射点があります。
国立天文台によれば、みずがめ座δ南流星群の観測については「夜半頃月が沈んだ後は条件がよい」、ペルセウス座流星群については「月が明るいため条件は悪い」とのことです。ペルセウス座流星群は「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」と並ぶ三大流星群に数えられるもの。条件は悪いそうですが、頑張って流れ星を見ましょう。
国立天文台の「2017年の展望と年間カレンダー」によれば、8月28日は「伝統的七夕」だそうです。織り姫とひこ星にあずかって好きな人との星空観察デートをするのも。7月7日に七夕デートをし損なったのなら、8月28日にその時間を取り返してみてはいかがでしょうか?
データ引用元:『大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台』「2017年の展望と年間カレンダー」
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/2017.html
(高橋モータース@dcp)