【ANAの先輩社員】運航乗務職:藤岡秀敏さん 2ページ目

編集部:いとり

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学生時代編「自治寮」で培った「自分たちで考えて動く」力

藤岡さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

藤岡さんの学生時代

▲学生時代の藤岡さん

大学時代は男子寮にいたのですが、その寮が「自治寮」といって、入居している学生たちが運営する寮でした。全部で100人くらいだったのですが、日々の運営から寮のお祭りなど自分たちで全て企画して運営しないといけなかったので、楽しくもありましたが、難しいこともあり、多くのことを学びました。

それ以外だと、「英語」も大学時代に力を入れたことです。大学進学時は教職の道を目指していたので教育系の大学に進んだのですが、先生なのに英語が話せないのはかっこ悪いですし、せっかく大学に入ったのだからと一生懸命英語を勉強しましたね。大学3年時にアメリカのミシガンに留学したことも、英語をより好きになるきっかけでした。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

毎回同じ機長と仕事をすることはあまりなく、「初めまして」というケースがすごく多いんです。そこで、短時間で信頼関係を築かないといけないので、自分がどういう人間なのかを印象よくアピールできるかが大事になってきます。大学生活と留学の中で得た「コミュニケーションスキル」がそこで役立っていると感じますね。

また、大学の寮で学んだ「自分たちで考えて動く」ということは現在の仕事にも生かせていますし、英語のスキルも、国際線のフライト時に役立っています。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

前川さんインタビュー中風景

勉強でも旅行でもアルバイトでも何でもいいので、「自分が熱中できるもの」を見つけ、取り組んでほしいですね。熱中して取り組めば、自分が本当に頑張ったことや一番うれしかったこと、また反省点などが見えてきます。就活のときは具体的なエピソードを聞かれると思いますが、その際にも、熱中して取り組んだことは具体的に話すことができるので、就活でも役に立つんじゃないかなと思います。

旅客機の操縦という、大変責任のある仕事に就かれている藤岡さんですが、その分やりがいも大きいようです。また、ANAで働くパイロットに憧れて同じANAのパイロットになったという、夢を叶えることができたエピソードも印象的でした。パイロットを目指している方は特に、藤岡さんが語ってくれた「自分が熱中できるもの」を探そうという言葉を忘れないように学生生活を送ってほしいですね。

DATA
趣味:釣り、スキー旅行
特技:子供になぜか好かれる
就活で受けた企業数:2社
志望していた業界:航空業界、旅行業界
今の会社の魅力:自分の努力が結果になって返ってくること

文:中田ボンベ@dcp 
写真:ブリッジ
取材協力:全日本空輸株式会社

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