【JTBグループの先輩社員】株式会社ジェイティービー :大山麻里絵さん

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JTBの大山麻里絵さん

プロフィール:大山麻里絵(おおやままりえ) 人間科学部卒。2010年JTBグループのWEB事業を担うi.JTBに入社。4年間営業を担当した後、JTBアジアパシフィック本社(シンガポール)にてアジアのWeb事業を担当。帰国後はシンガポールでの経験から、海外オプショナルツアーのWeb販売推進担当。今年2月からはグループ本社グローバル事業本部で、オプショナルツアーだけにとどまらない「着地型事業(DPS事業)」の拡大に取り組んでいる。

旅行業をメインに、さまざまな事業を行う会社で構成されているJTBグループ。その中で各グループ会社を統括しているのが『株式会社ジェイティービー』です。今回は、この株式会社ジェイティービーで働く大山麻里絵さんに、現在の仕事内容ややりがい、また学生時代の経験について伺いました。

社会人編やっぱりJTBでよかった! と言ってもらえる仕事

今のお仕事はどんな内容?


インタビュー1


現在、グループ本社のグローバル事業本部に所属し、「着地型事業(DPS事業)」を担当しています。DPSは「destination product and service」の略。これまではパッケージ旅行で海外に行き、添乗員に案内されるままに旅をするというケースが一般的でしたが、現在は自分で航空券やホテルを手配し、自分の思うままに旅をするというケースが増えています。その中で、今まで注目されていなかった観光スポットに行ってみたい、最新のアクティビティーを体験したいなど、お客様の要望も多岐に渡るようになりました。その要望にマッチするようなオプショナルツアーや新たなサービスを拡充することで、お客様の現地での滞在をより楽しく豊かにするのが私の主な仕事です。

現地のオプショナルツアーの拡充は海外支店と協力して行いますが、海外の支店だと「日本マーケットの動向」に関する情報が入りにくいことも多々あります。そうした部分は私たち日本にいる人間が、「今こういったことが流行している」「こういうことをお客様が求めている」など提案し、日本サイドからサポートしないといけません。もちろんプランの提案や情報提供だけでなく、事業を進めていく上でのロードマップを描いたり、他事業との連携を進めたり、各エリアの課題を解決するアドバイザーのような仕事も求められます。

新しいツアーの提案をするといっても、他社がやっているような一般的なツアーではおもしろくないし、かといってあまりにもニッチすぎるプランもNG。事業として黒字になることはもちろん、他との違いがありなおかつニーズも満たしているものを考える、これは一番難しいことです。加えて、最終的には海外の支店に動いてもらわないといけないので、数字や他エリアの事例などを交えながらモチベーションを維持するのも私たちの仕事です。また、JTBは「安心、ハイクオリティー」というブランドイメージがあるからこそ、お客さまが期待されるレベルが高く、それを超えるのは容易ではありません。もちろんご満足いただけるプランが提供でき、「やっぱりJTBでよかった」といってもらえるとすごくうれしいです。

また、FIT(個人旅行)のお客さまは年々増えており、その分オプショナルツアーの分野も今後まだまだ伸びると思っているので、そのような伸びゆくマーケットに携わることができる、かつお客さまのニーズに応えられていることを実感できるのもこの仕事のやりがいを感じる部分ですね。

一番楽しかった&つらかった仕事は?


シンガポールでWeb事業を担当し、帰国後は海外での経験を活かせるオプショナルツアーのWeb販売を担当することになったのですが、当時、社内ではまだパッケージツアーの販売が主軸で、こうした「旅ナカ」の事業はそれほど注目されていませんでした。ただ、今後伸びる分野だと確信していたので必死に取り組んだ結果、2年連続で前年比130%以上の売上げを達成しました。これは大きな達成感を得た経験でしたね。

その2年間、私は新入社員の指導役でもあったので、日々新入社員を育てながら業務に当たっていたのですが、最初は右も左もわからなかった彼らがどんどん前向きに頑張ってくれるようになりました。このときの「新人を頑張って育てて、なおかつ一緒に予算達成ができたこと」はより強く印象に残っています。その反面、やはりもともとはそれほど注目されていない事業だったので、使える経費なども厳しく、社内調整には苦心したことを覚えています。しいて言えばそれが一番つらかったことでしょうか。

今の会社を選んだ理由は?


純粋に旅行が好きだったこと、大手であること、離職率が低いことですね。JTBグループは活躍している女性が非常に多いのですが、私自身、「女性が最前線に立てる企業」で働きたいと思っていたので、そこも合致しました。実際に入社してみて、入社前のイメージ以上に女性が活躍していることを実感しましたので、選択は間違っていなかったと思っています。

もう一つ、JTBの魅力として「仕事のフィールドが広いこと」もポイントでした。一般的な旅行事業だけでなく、イベントコンベンションや出版、商社としてホテルなどに消耗品を納品している会社や芸能事務所など、幅広く手掛けています。ちょっとした異動でも、転職のような経験ができてしまいます。かといってそれぞれが独立しているのではなく、うまく絡み合う形で仕事をしているので、どのグループ会社に行っても経験が活かせるのは本当におもしろいと思いました。


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