【JALの先輩社員】客室品質企画部業務グループ:田中絵里子さん 2ページ目

編集部:すい

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学生時代編大学生活全てがガクチカだった

田中さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

田中さんインタビュー2

大学時代は「テニスサークル」に所属していたのですが、2年次からサークルの運営にも関わるようになり、そこで他大学のサークルのメンバーなどと交渉したり連絡を取り合う「渉外」の役割を担当しました。その中で年4回ある合宿の企画・運営にも携わったことが、学生時代に一番注力したことですね。サークルのメンバーをまとめることはもちろん、旅行会社や宿泊先の人とのやりとりなど、「調整」というものを社会人になる前に経験できたことは大きかったです。思い返せば本当に大変だったのですが、いい経験でした。

また、大学では4年生でも授業やゼミが必修科目として設けられていたので、就活の期間も授業に出ないといけないなど、かなり詰まったスケジュールを送らないといけませんでした。常に何かをコツコツやり続けないといけない状況が続きましたが、18年間バイオリンをやっていたので、そこで身に付けた「地道に一つずつ頑張っていく力」を生かし、なんとか乗り切りました。そう考えると、大学生活全てが今に生かせているといえますね。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

田中さん学生時代▲ウィーンへ短期留学をしていたときの田中さん

一つはウィーンへの短期留学です。仕事に就く前に、文化や価値観の違いを肌で感じることができたことは大きかったですね。今の仕事に生かせていることでもありますし、この業界・会社を志望するきっかけにもなったので、貴重な経験だったと思います。

もう一つはサークル活動です。運動部で活動していたことで、基礎体力や忍耐力といった面は非常に鍛えられました。客室乗務員は体力が求められる仕事なので、運動部で培った経験は大切な財産です。そのおかげなのか、定められたスケジュールを1年間休むことなく勤め上げた客室乗務員に贈られる賞を2年連続で受賞することができました。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

「興味のあること」にはどんどんチャレンジしてほしいです。私も社会人になって身を持って感じるのですが、自由な時間は学生時代に一番あったと思います。漠然と興味を持っているものでもいいので、まずはトライしてみるといいですね。その中でピンとくるものがあれば、継続して突き詰めていけばいいと思います。最初は視野を広く持ち、だんだん興味のあるものや取り組みたいものに的を絞っていってもらいたいです。

より質の高い客室サービスを提供できるよう、7年間の客室乗務員経験を生かして乗務員同士のバトンタッチをサポートする田中さんですが、ガクチカとして挙げた「調整力」も役立っていると言えますね。1年間の地上勤務を終えた後は、リードキャビンアテンダントとして再び世界の空を飛び回ることになるとのこと。その際は、現在の客室品質企画部の経験も生かし、活躍されることでしょう。

DATA

趣味:旅行
特技:バイオリン
就活で受けた企業数:約20社
志望していた業界:航空業界、物流業界
今の会社の魅力:「こうなりたい」と思える尊敬できる先輩が多いこと

文:中田ボンベ@dcp
写真:ブリッジ
取材協力:日本航空株式会社

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