- 開催日時
- 2021年04月22日(木) 18:00〜19:00
- 開催場所
- Zoomウェビナーにて実施。お申し込み完了後にURLをお送りさせていただきます。
- 募集人数
- 100名
- 申込締切
- 2021年04月22日(木) 18:00
【東急エージェンシーの先輩社員】アートディレクター:内田拓磨さん
多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業。美大出身で絵が得意な母とイラストレーションの仕事をしていた父の影響で、3歳くらいから絵を描き始めた。小学生時代から美大への進学を決意し、そのまま目標を達成した。現在はクリエイティブ局に所属し、アートディレクターとして活躍している。
創立55周年を機に、東急エージェンシーは、新たなビジョンに『実験、実践、実現。For Amazing Experiences』を掲げ、全ての人に驚きの体験をもたらすことを目指しています。幼いころからアートに造詣の深い家族に囲まれ、自然と絵を描くことに夢中になっていったという内田拓磨さんにインタビュー。学生時代に夢中になったことや、どうして今の会社を選んだのか、アートディレクターという仕事内容とやりがいなど、気になることをお伺いしました。
今のお仕事はどんな内容?
クリエイティブ職として採用されて、今はアートディレクションの業務に携わっています。具体的には、お客様から広告制作の依頼が来ると、私たちアートディレクターが広告のビジュアル部分を考え、提案するのが主な業務です。実際に提案が採用されたら、プロデューサーやカメラマンなど、多くのスタッフさんと協力しながら制作を進め、広告のクリエイティブが完成するまでデザイン部分の演出を担当します。コンペへの参加が急に決まることもあるので、日ごろから自分のアイデアの引き出しをたくさん増やしておくことがこの仕事では欠かせません。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
入社4年目で携わったプロジェクトで、ある商品のロゴからウェブ、プロモーション、店頭ツールなどのディレクション全てを任せてもらうチャンスがありました。以前、"責任が重い仕事のほうが楽しい"と聞いたことがあったので、大変そうだと思う一方で、とてもワクワクしていました。
ただ、そのプロジェクトで与えられた準備期間が少なく、一週間でアイデアを出さないと間に合わない状況でした。幸い、この案件にぴったりなアイデアが頭にあったので、企画提案をすること自体はそれほど大変ではなかったんです。でも、そのアイデアは、モデルさんを起用したロケ撮影をいくつも行う必要があり、段取りにかなり手間と時間を要するものでした。納品までの2カ月を急ピッチで進行する必要があり、バタバタしましたね。最終的には、現場を取り仕切るプロデュ―サーさんが綿密なスケジュールを組んで進めてくれたおかげで、なんとか自分が思い描いた世界観を作り上げることができました。完成までのプロセスは大変でしたが、責任が重い分、今までで一番やりがいが感じられる仕事になりました。
今の会社を選んだ理由は?
私が就職活動していた当時は、学内選考がありました。学内選考とは、各企業が大学に出向いてくれて、作品を見ながら、選考してもらうもの。企業の人事担当者たちを前に、自分の作品について手に汗を握りながら、プレゼンをしました。授業でも同じようなことはしていたのですが、やはり企業相手となると緊張感はいつもと違いましたね。いろんな会社に対してプレゼンをする中でも、一番、東急エージェンシーの面接でしっかりと話せたという実感が持てました。相手の反応を見ながらプレゼンをしたのですが、相づちを打ってくれながら、私の話を面白がってくれたのはうれしかったです。ちゃんと自分と向き合ってくれているという姿勢に魅力を感じて、最終的に入社を決めました。
もともとメーカーの宣伝部や広告会社、デザインの制作会社のいずれかで働きたいと思っていたのですが、広告の発想から定着まで携わることができる広告会社の仕事が第一志望だったので内定が決まったときにはうれしかったです。