【連載】『あの人の学生時代。』 ♯12:ヤマハ株式会社 代表執行役社長 中田卓也「やらなければ何事も始まらない」

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目次
  1. シンセサイザーに打ち込んだ学生時代
  2. シンセサイザーに打ち込んだ学生時代
  3. 今に生きるゼミ活動の経験


著名人の方々に大学時代のエピソードを伺うとともに、今の現役大学生に熱いエールを送ってもらおうという本連載。今回のゲストは、ヤマハ株式会社の中田卓也代表執行役社長です。ヤマハといえば、ピアノなどの楽器が有名ですが、音響関連についての高い技術を持ち、AV機器はもちろんネットワーク機器、プリント基板製造用のFA機器など、実にさまざまな事業を手掛ける企業です。世界的な有名企業ヤマハのトップを務める中田さんは、どんな大学生だったのでしょうか?

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兄弟で早慶戦!? 慶應義塾大学法学部の訳は?


――中田さんは慶應義塾大学法学部に進学されていますが、なぜ慶應義塾大学を選んだのでしょうか?



まず東京へ行きたかったというのがありますね。音楽が好きだったので高校生のときにはバンド活動を行っていたんですが、好きなミュージシャンが来日しても地元にはなかなか来てくれない(笑)。武道館ではやっても……私は岐阜県出身ですが、地元ではやってくれない。昔は、好きなミュージシャンのコンサートに行くのも大変だったんですよ。

――なるほど。

私には4歳上の兄がいますが、当時彼は早稲田大学の政経学部に在籍していまして、帰省するたびに「東京はこんなだ」みたいな話をするわけです。聞いてみると自分の今いるところとは全然違う世界なんですね。で、自分も行くことにしようと思ったのです。

――慶應義塾大学を選択したのはなぜですか?

他に名古屋大学も志望校としてあったのですが、地元から近いですからね。だからやめました。自分が慶應義塾大学に入れば「兄弟で早慶戦だ」なんて話を兄としていました(笑)。

――ではなぜ法学部を選んだのでしょうか?

私は本当は理系なんですよ。高校では数学科でしたからね。ですから、普通なら理系の学部を選ぶべきなんですが、理系の学部、例えば「電気」「工学」、そういう学部・学科に行くとそのジャンルに縛られてしまうかもしれない、という気がしたんです。当時はまだ自分の将来像が漠然としていたので、いろいろな選択肢を持っておきたかったのです。それで、あえて文系の学部を選びました。

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