【連載】『あの人の学生時代。』 ♯12:ヤマハ株式会社 代表執行役社長 中田卓也「やらなければ何事も始まらない」 2ページ目

学生の窓口編集部

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目次
  1. シンセサイザーに打ち込んだ学生時代
  2. シンセサイザーに打ち込んだ学生時代
  3. 今に生きるゼミ活動の経験

「シンセサイザー」に夢中だった大学生のころ


――中田さんはどんな大学生でしたか?

いたって普通の大学生でしたよ(笑)。

――学生時代一番一生懸命やったことは何ですか?

シンセサイザーを使って音楽を作ることです。高校時代はバンド活動をやっていましたが、当時から私はシンセサイザーに興味がありました。冨田勲さん(日本におけるシンセサイザー作曲家・奏者のパイオニア)が作る音楽に憧れがあって、自分でもやってみたいと思っていたのですが、当時は、高校生なんかにはとても買えるような値段ではありませんでした。それが、私が大学生になってから普及価格のシンセサイザーが出たものですから、購入して一生懸命に曲を作っていましたね。

――初めて買ったシンセサイザーは何でしたか?

コルグの『MS-20』です。シンセサイザーだけではなく、曲作りのためのデッキが2台など頑張って機材をそろえましたね。
※『MS-20』は1978年に発売されたコルグ製のアナログ・シンセサイザー。当時の価格は9万8,000円

――制作した曲を発表したりしなかったのですか?


大学時代はバンド活動をやっていませんでしたし、発表するようなことは考えませんでしたね。ただひたすら曲を作っていました。曲作りには終わりがないんです。画家がずっと描いていたいと思うのと同じで、もうちょっとココを……とか、いじっているときりがない。完成するということがないのです。趣味でプラモデルを作っている人も、特に誰かに見せるのでもないのに作るじゃないですか。「もの作り」が好きな人はみんなそうだと思いますよ。

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