レジュメとはどういう意味? 大学生になって初めて使う用語はほかにも 2ページ目

編集部:いとり
2018/04/10
入学準備・新生活
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外国語の単語を日本語化する傾向が……

旧制高校時代から日本の高等教育機関では、学生たちが外国語の単語を日常生活の中で使うということが行われてきました。そんな言葉の中で現在でも使われているものといえば、「アルバイト」を挙げることができます。

アルバイトは、ドイツ語で「労働」を意味する単語「arbeit」を基にしていますが、明治時代に学生の間で、「学業の間にちょっと行う副業」といった意味で使われだし、今では「非正規雇用の労働」また「非正規雇用の労働に従事する労働者」といった意味になっています。元をたどれば「副業」という意味が強かったのですが。

このような外国語の単語を日本語として使うような動きは、海外の最新知識を得られる大学(などの高等教育機関)で多く見られました。昔は大学こそが海外の知識を学べる、ほぼ唯一の場所でしたから、特にそういった傾向が強かったのでしょう。

海外留学で最新知識を学んだ先生たちは、日本に戻ってきて学生たちに教え、それを学んだ学生たちがまた次の世代へと、どんな言葉をどのように使うかは、世代を超えて受け継がれてきたわけです。

明治時代以降、医学はドイツから多くを取り入れましたので、患者は「クランケ(kranke)」でしたし、診療録は「カルテ(karte)」です。また先進国ドイツから多くの近代科学の知識が流入しましたから、アルバイトのようにドイツ語由来の言葉を使うことが多かったのです。


現在では、患者のことは英語の「ペーシェント(patient)」という言葉を使うことが多いようですし、またカルテもかつてのようにドイツ語ではなく英語で書くことの方が多いようです。これなどは、時代によって参考にする国は変化し、多く使われる用語・日本語化される単語も変わっていく例だといえるでしょう。

レジュメの意味と使い方について解説しました。ちなみに「レジュメ」が使われだしたのがいつなのかを明確に指摘することはできません。夏目漱石の弟子でもあった、物理学者の寺田寅彦の著書にレジュメという言葉が登場しますので、寺田先生の弟子たちにはレジュメという言葉の使い方が受け継がれたのかもしれませんね。

(高橋モータース@dcp)

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