ソムリエになるには? 気になるお仕事に就くにはどうすればいい? 2ページ目
日本においては、極端にいえば誰でもソムリエと名乗ることは可能ですが、知識と経験が伴わなければ信頼されませんし、料理店に雇ってもらうことも無理でしょう。ですので、ソムリエの仕事をしたいのならば、まずは飲食店で経験を積む必要があります。そこで給仕の基礎などを学び、ワインなどアルコールについて知識を深めた後に、ソムリエの民間資格を取得する、というのが理想的なパターンです。
ソムリエの資格取得後は、その店で引き続き働くほか、よりランクの高い店舗に移るなども考えられます。ソムリエは知識と経験が成せる仕事ですから、より高い格式の店で働くには、地道に、着実に経験を積むことが大切なのです。
給与については、ヨーロッパなど海外では、優秀なソムリエは非常に高いお給料で雇われるものですが、日本ではまだそこまで高い水準で雇われるケースは少ないようです。とはいえ、飲食店では欠かせないポジションですから、知識と経験を重ねることで、いい待遇を得られるようになるでしょう。高給を得られるかどうかは、全て自分次第と、ある意味職人のような仕事といえますね。
ソムリエになるにはどうすればいいかについて解説しました。ちなみにソムリエは「男性」の場合の呼称。女性の場合は、「ソムリエール」という呼び方になります。日本ではまだそこまで多くないそうですが、海外では多くのソムリエールが活躍しています。男性だけでなく、女性のみなさんも、ソムリエ(ソムリエール)を目指してみてはいかがでしょうか。
(中田ボンベ@dcp)