【博報堂の先輩社員】インタラクティブプラナー:金ジョンヒョンさん 2ページ目

編集部:すい

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学生時代編何でも一生懸命に取り組むことで、先につながる力になる

金さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

やっぱり「研究」です。私は小さい頃から「作ること」が好きで、高校は科学系の高校に行っていました。大学進学時に日本に留学し、大学に入学して4年間学びました。その後、大学院の博士課程に進んだのですが、先ほどお話したように、大学、大学院とずっとHCIの研究を続けてきました。本当に研究や勉強が大好きですので、学生時代に一番頑張ったものを聞かれれば、「勉強」になりますね。

それ以外では、ヒップホップダンスのサークルで、ダンスイベントなどに参加するなど、遊ぶことも一生懸命取り組みました。アルバイトもしましたし、自分がやりたいことを精一杯楽しんだ学生生活だったと思います。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

大学時代に行っていた「研究」は、まさに今の仕事の核でもあるので、非常に役立っています。また、どういった製品なのかをプレゼンする際、自分で試作をすることが重要なのですが、それも学生時代に培った工学やプログラミング技術が役立っています。

また、学生時代は、アパレルのアルバイトをしていました。当然ですが、お客さんとコミュニケーションを取らないといけない仕事なので、そこで磨かれたコミュニケーション能力は、チームで働き、いろんな人と協力することが不可欠な今の仕事で生かせていると思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

自分の経験を踏まえると、やはり「何でも全力で取り組むこと」が大事だと思います。例え失敗に終わったり、そのとき役に立たなかったとしても、そのとき一生懸命取り組んだことは、大きな経験になりますし、後々生きてきます。中途半端な意識で取り組めば、経験や知識も中途半端になってしまい、いざその経験が必要になったときに生かすことができません。

私も頑張って取り組んだことが今に生きているので、みなさんもどんなことにもポジティブに取り組んでおくと、後々の大事な場面で生きるかもしれませんから。

広告会社のノウハウと生かした商品開発や、新しい切り口を見つけるための研究をされている金さん。最新のテクノロジーを応用した「新しい何か」を見出し、それを商品として形作ることは非常に難しく困難なものです。しかしそうした難しい中でも、「ライトモア」のようないい製品を作り出せたことは、チームの協力はもちろん、真っ直ぐな気持ちで一生懸命努力し、経験や知識を培ってきたことが大きいでしょう。

「一生懸命頑張った経験は後に生きる」ことは、どんな仕事においても大切なことですから、みなさんもこの気持ちを心に留め、学生生活を送ってみてはどうでしょう。

DATA
趣味: 美術館巡り
特技:電子工作&プログラミング
就活で受けた企業数:2社
志望していた業界: 研究機関、広告業界
今の会社の魅力:粒違いを認めあう文化。

文:中田ボンベ@dcp
写真:ブリッジ
取材協力:株式会社博報堂

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