ミュンヘンのおすすめ観光地20選! 最新人気スポットから知っておきたい基本情報まで 4ページ目
ノイハウザー通りは、カールス広場から始まる通りで、入口にはカールス門が建っています。この通りは、ミュンヘン一のショッピングゾーンで歩行者天国になっており、観光客はほとんどこの通りからマリエン広場へ向かって歩いていきます。カールス門から広場の噴水がある場所は、ミュンヘン旅行の記念写真として、とっておきの場所で撮影している人がよく見られるでしょう。地下にもぐると地下鉄UバーンやSバーンの駅とショッピングモールがあります。観光名所が凝縮された街で1日中歩き回っていると、なんだか不思議な感覚。ノイハウザー通りの雑踏にいると日本での生活をすっかり忘れてしまいそうになります。
ミュンヘンのおすすめ観光12.ミヒャエル教会
反宗教改革のシンボルとして1583〜1597に建てられた教会は、アルプス以北で最大の丸天井をもつ教会です。大通りに面したファサードには、歴代のローマ皇帝や聖人が並んでいます。
地下には、ヴィッテルスバッハ家の地下墓所があり、見学することができます。また、ルートヴィヒ2世の棺が置かれているため花が毎日供えられています。ルートヴィヒ2世の棺には、胸元に読みかけの本の装飾がされていました。教会に入るのは無料ですが礼拝中の見学はNGで、地下墓所に入るのは2ユーロかかります。
ミュンヘンのおすすめ観光13.フラウエン教会
ミュンヘンのシンボル、フラウエン教会の2つの塔は北塔が99m、南塔は100mで、両塔の上には玉ねぎ型の屋根がのっています。2つの塔は上まで登れますので天気のいい日はミュンヘン市内を上から眺めることができます。(南塔は有料)
そして、教会の内部の床石には黒い足跡のような石があります。言い伝えによると、この教会が完成して式が行われる前夜に、好奇心にかられた悪魔が正面から忍び込んだというものです。「悪魔の足跡」を残したそう。しかし、2歩3歩と前進すると、窓がありだまされたと思った悪魔は、教会を壊そうとしましたが歯が立たず諦めて帰った、というお話です。その黒い足跡の上に立ってみると不思議と窓が見えないということも、ずっと語り継がれている要因なのでしょう。
ミュンヘンのおすすめ観光14.ミュンヘン市立博物館
1888年創立、ミュンヘン市の歴史がひと目でわかる博物館がミュンヘン市立博物館です。中世に使用していた鎧や武器、民族衣装、彫刻や絵画が展示してあります。建物はかつての武器庫を改造したもので趣がある建物です。
さて、この博物館で見逃してはならないものの一つに木造の「モリスケンダンサー」という作品があります。男性が剣や杖を持って中世の民族ダンスを踊っているものです。作者はエラスムス・グラッサーで1480年の作品です。雨の休日はこぞって見学者が増えるミュンヘン市立博物館。自動オルガンやオルゴールがいろいろあって面白いですよ。
ミュンヘンのおすすめ観光15.レジデンツ
バイエルン王家のヴィッテルスバッハ家の本宮殿が「レジデンツ」です。長い歴史の中でルネッサンス〜バロック〜ロココと増改築が行われたため、複雑に入り組んだ屋敷になっています。この宮殿には、モーツアルトやゲーテ、ナポレオンも訪れたことがありその華麗さに絶句したそうです。
内部は4つの博物館と劇場になっていて、かつての王宮そのものが見学できます。豪華な大広間や豪華絢爛な部屋はレジデンツ博物館としてそのままみられますので、クヴィリエ劇場や古代彫刻や天井画を散りばめたアンティクヴァリウム、宝物館の聖ゲオルク騎馬像などをご覧ください。