初心者におすすめの洋書の選び方 楽しく英語を勉強しよう

編集部:いとり

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以前、英語講師歴30年という後村栄子先生に、「本格的に留学を考えるなら日本人はもっとreadingのスキルを磨かなければならない」というお話を伺ったことがあります。hearing、speaking、writingももちろん大事なのですが、reading力がないと大学のテキストを読むスピードが足らず、ついていけないのだそうです。今回は、そのreadingの力を磨くためのおすすめの洋書の選び方をご紹介します。

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■英語の語感を身に付けるには「2,000ページ」を読む!

日本人が英語を学ぶというと、hearing(聞く)・speaking(話す)の勉強に重きを置く傾向にあります。しかし、大事なのは、「hearing」「speaking」「reading(読む)」「writing(書く)」の、4つのスキルについてバランスよく身に付けることなのです。特に、海外の大学への留学を考えるのであれば「reading」の重要度についてもっと留意しなければなりません。

readingのスキルを伸ばすためには、とにかくたくさんの英語の文章を読むことです。後村先生によれば「英語の語感を身に付けるには『2,000ページ読め』と言われます。100ページのペーパーバックの本なら20冊ですね」とのこと。

■初心者にはどんな洋書がおすすめ!?

女性なら、いわゆるハーレクインものなどを代表とする恋愛小説がおすすめです。会話が多いですし、ストーリーがおもしろいものであればハマってどんどん読み進めることができます。言い回し・表現が比較的簡単なのでもイイですね。

ミステリー小説やホラー小説などを洋書で読むのもいいでしょう。例えば、映画にもなったトマス・ハリスの『羊たちの沈黙』(原題:The Silence of the Lambs)などは、ストーリーにもドキドキできますし、読みやすいものの一つ。英語がそこまで得意ではない筆者でもなんとか読み進めることができましたのでおすすめしておきます。

いきなり大人向けの洋書にトライするのが大変だという方には、児童向け文学を読むのはどうでしょうか。例えばA・A・ミルンの古典『くまのプーさん』(原題:Winnie-the-Pooh)なども原文で読むと、アニメで見たのとはまた違った魅力を発見することができるでしょう。

マージョリー・ワインマン シャーマットの『Nate the Great』(邦題:ぼくはめいたんてい)は、児童文学でミステリー、そしてちょっとハードボイルドというおもしろい本です。人気シリーズですので気に入れば次々と読み進めることができるでしょう。

他には、例えばケイト・マクミュランの『Dragon Slayers' Academy』(邦題:ドラゴン・スレイヤー・アカデミー)シリーズも人気の児童文学。ひ弱な主人公が、竜退治の戦士を育てるための学校に入るという話で、『ハリー・ポッター』が好きな人は気に入るのではないでしょうか。もちろんJ・K・ローリングの『ハリー・ポッター』を原文で読むのもおすすめです。

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