【サイバーエージェントの先輩社員】インターネット広告事業本部チーフコンサルタント:松岡遥歌さん 2ページ目

編集部:いとり

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学生時代編何でもいいから「やり切れた」という経験が人を強くする
松岡さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

▲趣味の乗馬を楽しむ松岡さん

卒業論文の執筆ですね。テーマは「開発途上国の市場経済の捉え方」というものだったん ですが、開発途上国に限らず、人々の生活が発展する過程で、どんな思考をしていくかに 興味がありました。人は何かを意識しないと、行動は変わっていかないと思うんです。そ の意識が行動に移っていく過程において、先進国と途上国では違いがあるのではないかと いうことを、実際に現地に赴いてデータを集計し、統計を使って分析していきました。

それから、さっきも言ったように好奇心が強いので、何か疑問に思うと、一次ソースに当 たらないと気が済まないところがあります。だから、就活の際もあらゆる手を使って人に 会いに行きました。Facebook などでメッセージを送るのはもちろんのこと、ある企業に関 して興味を持ったら、その会社のビルの 1 階のカフェで出待ちしてその企業の社員がやっ てくるのをひたすら待っていたり……。学生時代は時間もあるし、失うことも何もないの で無敵です。そうして得た情報は就活にも十分に活かせましたし、今の仕事に活かせているものも沢山あります。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

統計学のゼミに所属していたんですが、そこで、数字からストーリーを読み解くということを学びました。それによって、数字を扱うことに対してアレルギーがなくなったのがよかったと思います。どんな仕事をするにしても、数字がわかる人が一番強いので今の仕事にも役立っていますね。
度々言っているように、私は好奇心が強い人間なので、どこへでも出かけて行って情報収 集するなど、インプットの量も多かったんですが、同じぐらいアウトプットもしました。 どんなにインプットしていても、アウトプットしなければ、自分がどういう人なのか、何 を考えているかが、他人にはまるで伝わらないんです。そういう意味で、アウトプットし 続けたことは、伝わりやすい文章だとか、わかりやすい話し方などを会得することに繋が り、それが今の仕事に活かせていると思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

私の場合、小学校から大学を卒業するまで、とにかく情報をインプットすることを意識し てきました。そして大学生活の中で、最終的には満足のいく卒論を書ききることができ、 インプットだけではなくアウトプットも「やり切れた」と思っています。なので、学生時 代に後悔はありません。今学生のみなさんも、学業に限らず、サークルでもバイトでも、 何か「やり切れた」と思える経験を持ってほしいですね。その経験が人を強くすると思います。

「やり切る」までに、人はさまざまな困難にぶち当たると思います。過酷な状況になった とき、自分はどういう思考をするのか、どういうときにうれしくて、何に悔しさを覚える のか。それを知ることが、今後社会に出て働く際のモチベーションにも繋がっていくので はないでしょうか。そうして「自分がどうなりたいか」「何をやりたいか」のビジョンを描 くことができれば、「就活」を「ゴール」ではなく、「スタート」にできると思います。

DATA
趣味:ドライブ、写真、一人旅
特技:乗馬
就活で受けた企業数:4 社
志望していた業界:インターネット業界
今の会社の魅力:個性を認め合い、失敗を否定せずチャレンジを肯定する文化がある こと

文:イマーゴ
取材協力:株式会社サイバーエージェント

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