- 開催日時
- 2021年01月27日(水) 10:00〜17:30
- 開催場所
- ご参加いただける方にのみ1月22日(金)頃にZOOMミーティングURLを送付致します
- 募集人数
- 18名
- 申込締切
- 2021年01月27日(水) 10:00
職業一覧! あなたの将来の夢を見つけよう
大学生のみなさんは、将来どの職業に就きたいか決めていますか? 大学生のうちは無限の可能性があるので、どんな職業がいいのか決めきれないという人も多いかもしれませんね。ただ、「○○になろう」と思っても、どうすればその仕事に就くことができるのかわからないというものもあったりします。
そこで今回は、「職業一覧」と題して5つの系統ごとにどんな職業があるのか、またその仕事に就くにはどうすればいいのか一覧にまとめてみました。
職業一覧
ビジネス・事務系の職業一覧
ビジネス・事務系の職業は、会社業務では「広報」や「経理」、「総務」といった仕事が挙げられます。こうした業務に就くためには、まずは企業に入社し、そこから広報や総務といった部署に配属されるというのが一般的なパターンです。就活時にあらかじめ希望を伝えておくことで、その業務に就きやすくなることもあります。また「総合職」で入社した場合にも、会社業務全般を経験させるという目的で広報や総務の部署に異動になることもあります。それ以外では、中途採用枠でこうした業務の募集がされている際に応募する方法も。広報や総務は特殊な資格が必要ではありませんが、経理を担当する場合は簿記をはじめとする事務資格があると有利です。
また、「マーチャンダイザー」や「スーパーバイザー」という職業も、企業によってはあります。マーチャンダイザーは商品開発や販売に関する管理を行う仕事。アパレル業界では欠かせませんが、基本的には営業や販売、またバイヤーといった仕事を経て就くことが多く、未経験でなることは難しい職業です。マーチャンダイザーを目指している人はまずアパレル業界に入り、営業や販売といった仕事で基礎を学ぶことからスタートしましょう。スーパーバイザーは会社業務全体やプロジェクトの監督や監修を行う仕事です。基本的にその業界や仕事の分野でキャリアを積んだ人か、専門家と呼ばれるような人が就くことがほとんど。こちらも未経験では就けない職業なので、就きたいと思う分野の研究をし、何か成果を残すことが求められます。 他には「キャリアコンサルタント」や「貿易事務」といった仕事が挙げられます。
キャリアコンサルタントは働く人の相談に乗り、アドバイスを行う仕事。責任を伴う仕事のため、国家試験に合格しないと名乗ることができません。「貿易事務」は輸出入に関する業務を行う仕事です。就くために必要な資格はありませんが、輸出入の手続き書類を作成する(記名押印)ためには国家資格である「通関士資格」を取得する必要があります。
もっと詳しくビジネス・事務系の職業について知ってみよう
・ 貿易事務 | ・ マーチャンダイザー | ・ スーパーバイザー | ・ 広報 |
・ 経理 | ・ 総務 | ・ キャリアコンサルタント |
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秘書 |
・ ITエンジニア |
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行政・法律系の職業一覧
行政・法律系の職業としては、まずは国会議員などの政治家や、海外の国や人との外交を担う外交官の仕事が挙げられます。政治家になるには、やはり選挙に出馬し、当選しないといけません。議員の種類にもよりますが、満25歳、または満30歳以上であり、定められた供託金を預けることができれば誰でも選挙に出ることができます。一方外交官になるには、国家公務員採用総合職試験に合格して外務省に入り、大使館勤務を任せられるほどのキャリアを積まないといけません。それ以外だと、特定の地域の言語や知識を持つ人を採用する「外務省専門職員採用試験」に合格する方法もあります。いずれにしても、専門的な知識のない人が未経験でなれる職業ではありません。
議員や外交官は「公務員」ですが、地方公務員、警察官、消防士、自衛官なども同じ公務員の仕事です。役所などの機関に勤める場合は、地方公務員試験に合格する必要があり、警察官、消防士は「採用試験」に合格することで地方公務員として採用されます(警察庁と総務省消防庁に入庁したい場合は国家公務員採用試験に合格する必要があり)。自衛官については、中学卒業時に陸上自衛隊高等工科学校に入るか、高校卒業時に防衛大学校に入る、または自衛官候補生試験、一般曹候補生試験に合格することでなることが可能です。
法律系の職業では、「弁護士」「行政書士」「弁理士」「社会保険労務士」といった職業(資格)があります。いずれも国家資格ですので、国家試験を受け、合格することが必要です。特に弁護士になるための「司法試験」は難関とされており、ロースクールで法律について修了するか、司法試験予備試験に合格しないと受けられません。
また社会保険などに関するスペシャリストである「社会保険労務士」は、大学、短大、高等専門学校を卒業しているか、行政事務の仕事をするなど実務経験がある場合に試験が受けられます。ただ、官公庁に提出する書類を作成する「行政書士」や、特許に関する業務を担う「弁理士」は、特別な受験資格を必要としません。しかし、いずれにしても高い専門知識を有していないと合格できない試験です。
もっと詳しく行政・法律系の職業について知ってみよう
・ 弁護士 | ・ 政治家 | ・ 外交官 | ・ 行政書士 |
・ 弁理士 | ・ 地方公務員 | ・ 国家公務員 | ・ 刑事 |
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海上保安官 |
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自衛官
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社会保険労務士
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消防士
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・ 警察官 |
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教育系の職業一覧
教育系の職業としては、やはり「学校の先生」が挙げられますね。学校の先生になるためには、「教員免許」を取得することが不可欠。主な取得パターンとしては、教員免許が取得できる大学や短大で規定のカリキュラムを修了することで授与されるものと、「教員資格認定試験」に合格して取得するパターンがあります。免許状は小学校、中学校、高校と学校種ごとに分かれており、中学校、高校の場合はそこからさらに科目ごとに分かれており、教員免許を取得後は、教員採用選考試験に合格することで学校に配属されます。また、「保育士」についても、教員免許と同様に大学や短大で規定のカリキュラムを修了するか、保育士試験に合格することで取得可能です。
他に、大学や短大で規定のカリキュラムを修めることで資格が取得できる教育系の仕事には、「学芸員」と「司書」があります。学芸員は博物館の展示物の展示、保管、収集、研究を仕事とするもの。一方の司書は、図書館で書籍の管理と図書館利用者の対応をする仕事です。規定のカリキュラムを修める以外には、実務経験を積み、認定試験に合格することで資格を取得できます。
医療・福祉系の職種一覧
医療・福祉系の職業としては、「医者」がまず挙げられますね。大学の医学部で正規課程を修めることで医師国家試験の受験資格が得られ、それに合格すると医籍登録が可能になります。その後医師免許証が交付されるという流れです。また製薬会社から医師の下を訪れ、医薬品の使用情報をまとめる「MR」という仕事もあります。取得が必須となる資格はありませんが、企業によっては「MR認定試験」の合格が求められます。
他に医療に関わる仕事として、「救急救命士」「理学療法士」「歯科衛生士」「助産師」などがあります。救急救命士は救急車に同乗して、病院に搬送する間に救命処置を行う仕事。基本的に消防署に配属されるため、消防官採用試験に合格した後にさらに救急救命士国家試験に合格しないとなることができません。理学療法士は主にリハビリを担当する専門職。専門の養成校で学んだ後、国家試験に合格することで資格が得られます。
同じく国家資格なのが助産師です。助産師の教育機関で学ぶことで国家試験を受けることができますが、助産師になるには看護師免許も取得している必要があるため、かなりの難関といえます。人ではありませんが、動物の医療職である「獣医師」も国家資格。国が定める獣医学の教育課程を修めることで試験を受けることができます。
また、「ケアマネジャー」「介護福祉士」「社会福祉士」は、近年非常に注目されている福祉系の職業。ケアマネジャーは正式には「介護支援専門員」といい、介護に関する相談に乗り、介護プランの作成を行う仕事です。また介護福祉士は、高齢者や身体障害者の介護や援助を行う仕事で、社会福祉士は同じく高齢者や身体障害者が日常生活を送る上での相談に乗り、福祉サービスを提供する仕事です。
ケアマネジャーになるには、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格する必要がありますが、この試験を受けるには介護福祉士や社会福祉士などの、医療・福祉に従事する国家資格の仕事に就いていることが求められます。またその職で一定の実務経験を積むことも受験資格に定められています。ケアマネジャーになるために必要となる介護福祉士や社会福祉士ですが、これらは国家資格です。いずれも試験を受けるためには専門の養成機関で学んだり、規定の実務経験が求められます。他には「心理カウンセラー」も福祉系の職業の一つ。国家資格ではありませんが、複数の認定資格があるため、職業として営む場合にはいずれかの認定資格を取得する人が多いようです。
もっと詳しく医療・福祉系の職業について知ってみよう
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ケアマネージャー
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・ 救急救命士 | ・ 歯科衛生士 | ・ 心理カウンセラー |
・ 医者 | ・ 助産師 | ・ 理学療法士 | ・ 獣医 |
・ 介護福祉士 | ・ 社会福祉士 | ・ 薬剤師 | ・ 臨床心理士 |
・ 看護師 | ・ ケースワーカー | ・ 言語聴覚士 | ・ ソーシャルワーカー |
・ MR |
クリエイティブ系の職業一覧
クリエイティブ系の職業は非常に多岐にわたります。例えば芸術寄りのものだとカメラマンやファッションデザイナー、イラストレーター、画家などが挙げられます。建築系では建築家、インテリアコーディネーター、インテリアデザイナーなどがあります。雑誌の編集者やコピーライターもクリエイティブな職業と言えます。他には芸能関連の仕事もクリエイティブなものが多く、歌手や俳優、タレント、またそれを支えるスタイリストなどもそうですね。
こうしたクリエイティブな仕事は、明確な「資格」がないため、極端な話「名乗ってしまえば誰でもなることができる」というもの。ただし、全く知名度がなかったり、未経験だと、まず仕事の依頼がありませんから、食べていくことはできません。そのため、例えば専門とする学校で学んだり、社会人向けのスクールに通うなどして基礎を身に付け、そこから少しずつステップアップするというのが一般的。もちろん何かの拍子に大きな注目を浴び、数段飛ばしで成功者になる可能性もありますが、なかなかそうはいかないのが現実です。「資格」という後ろ盾がない分、成功するのが難しい仕事と言えます。
もっと詳しくクリエイティブ系の職業について知ってみよう
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カメラマン
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・ スタイリスト |
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アニメーター |
・ Webデザイナー |
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コピーライター |
・ 建築家 | ・ イラストレーター | ・ 大工 |
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映画監督 |
・ ゲームクリエイター | ・ 新聞記者 | ・ CADオペレーター |
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ジャーナリスト |
・ 翻訳家 | ・ 小説家 | ・ 通訳 |
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プログラマー |
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その他・専門職系の職業一覧
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もっと詳しく専門職系の職業について知ってみよう
文・中田ボンベ@dcp
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