- 開催日時
- 2021年01月27日(水) 10:00〜17:30
- 開催場所
- ご参加いただける方にのみ1月22日(金)頃にZOOMミーティングURLを送付致します
- 募集人数
- 18名
- 申込締切
- 2021年01月27日(水) 10:00
アニメーターになるには? 専門学校には行くべき? 気になる雇用形態や年収もチェック
アニメーターは、アニメの動画を制作する職種です。アニメーターはアニメの命である「生き生きした動き」をつくり出す大事な仕事。アニメーターがいなければ、絵は動きません。今回は「アニメーターになるには」についてご紹介します。
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■アニメーターの仕事とは?
アニメーターの仕事は動画を制作することです。そもそも「animator(アニメーター)」という単語は「生気を与える人」という意味。「動画制作者」は、絵を生き生きと動かす人なので「アニメーター」と呼ばれるのです。
アニメーターの仕事には「原画」と「中割」があります。それぞれ担当する人を「原画マン」「動画マン」と呼びます。原画マンは、動作の開始点、またシーンの重要なキーポイントになる「絵」を担当します。
動画マンは、原画と原画の間の中割という絵を担当します。原画マンは、原画と原画の間を何枚の絵で割るか(何枚の絵を描くか)と、どのように動かすかの指示を出します。動画マンはその指示に従って、中割の絵を描きます。
簡単にいうと、パラパラ漫画の最初と最後の絵を担当するのが原画マン、間の動きの絵を担当するのが動画マンです。
アニメーターになるとまずは動画マンとして仕事をします。中割がどのように描かれるかがわからないと、動画制作について理解していることにならないからです。動画マンとしての経験を積み、スキルが認められると原画マンに昇格することが可能です。
原画マンでその才能や技術を認められると、「作画監督」にステップアップすることも。作画監督(また総作画監督)になると、動画制作の全体を見て仕事をすることになります。原画マンを経て演出家になるケースも少なくありません。
■アニメーターになるには? 特に資格はいりません
アニメーターになるのに特に資格が求められることはありません。必要なのは「画力」です。また、何百枚、何千枚と絵を描くので、当然ですが絵を描くことが好きでないと務まらない仕事です。
しかし、いくら画力があって絵を描くのが好きでも、いきなりフリーランスのアニメーターというのはなかなかありませんので、アニメーターになるには、まずどこかの制作会社に入社(あるいは所属:後述)する必要があります。フローとしては次の2つが一般的です。
●専門学校経由で
高校卒業
↓
専門学校・アニメーター養成コースなど
↓
アニメの制作会社
●大学経由で
大学(美術・デザイン系)卒業
↓
アニメの制作会社
アニメの制作本数があまりにも多いため、アニメ業界全体でアニメーターが足りないと言われています。しかし、制作会社がほしいのは早く戦力になってくれる人です。新卒でアニメーターの募集をかけている企業もありますが、そこでも大事なのは画力。制作会社の選考をパスするだけの画力を磨いておかないと、アニメーターにはなれないのです。