声優になるには? 声優になるための道を5パターン紹介!その仕事内容や、向いている人の特徴とは? 2ページ目
声優に向いている人とは?
当編集部では、業界でも重鎮といわれる声優、野沢雅子さん・井上和彦さんといった方々にインタビューしたことがあります。そこでみなさん共通しておっしゃるのは「役者であることが大事」ということです。
声優という仕事は、基本的に自分の姿が表に出ることはありません。だからこそ、俳優と同じ「役者」でなければ務まらないのです。身体を使って表現できないぶん、より難しい仕事といえるかもしれませんね。
ここで、声優に向いている人の特徴についてまとめてみました。
*声優に向いている人の特徴*
・演じることが好き
・感受性が豊か
・魅力的な声質と表現力を持っている
・コミュニケーション能力が高い
演じることが好きでないとどうしてもモチベーションは続きません。狭き門をくぐり抜けて声優になるには「好き」という気持ちが大前提。そして豊かな感受性はキャラクターの感情をかみ砕くことができますし、それを演技であらわす表現力も必要です。また声優の現場は人との会話の中で進んでいくことが多いため、「やりとり上手」な人の方が向いています。
反対に、今お伝えした「向いている人の特徴」に当てはまらない人は、声優には向いていないことになります。特に「演じる表現力=演技力」は才能によるところも大きいはず。「声だけ」と思わず「役者」になりきれるかといった部分は大きなポイントになりそうです。
声優は日本ならではの職業?
日本ではポピュラーな声優というシゴトですが、これは日本独自の現象です。前述のように、アニメ制作の黎明期にはキャラクターの声は俳優が本業以外の仕事の一つとして手掛けていました。しかし、制作本数が増えるに従って、声優を本業とする人が増えていったのです。
このように声優という職業が確立され、その人数が多い国は日本だけと言ってよく、たとえばディズニーの映画ではキャラクターの声をほとんど俳優がアテていますね。
まとめ:努力を惜しまずやり切ってみよう
声優になるにはどうすればいいかについて解説してきました。改めて声優になるまでの道についてまとめておきます。
・声優養成所や声優の専門校から目指す人が多い
・専門校から養成所に入り直す人も多い
・プロダクション所属オーディションは狭き門!
・プロダクションに入っても見習い期間がある
最終的に正規の所属になれる声優はほんの一握り。現在、声優を希望する人は多く学校も沢山ありますが、実際になるのはかなり難しい、まさに「憧れの職業」だと言えるでしょう。
それでも本当に「声優になるんだ」という覚悟があるなら、本文中でもお伝えしましたが声優養成所のルートがオススメ。
(初心者でどうしても心配な方は専門校のルートで。)
養成所は毎日の通学ではありませんが、自主特訓は欠かさずに。稽古の日は毎回オーディションのつもりでのぞみましょう!結果としてどんな道を歩むことになったとしても、努力を惜しまずやり切った経験は必ず次への糧となるはずですよ。
(マイナビ学生の窓口編集部)