翻訳家になるには? 働き方や役立つ資格について解説

編集部:いとり

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英語など、外国語で書かれた書物を日本語に訳す「翻訳家」。将来翻訳家になりたくて外国語を勉強しているという人もいるでしょう。この翻訳家になるには、どのようなプロセスをたどればいいのでしょうか? 今回は、翻訳家になるにはどうすればいいか、翻訳家として活動するには資格は必要なのかなど、「翻訳家」という仕事についてまとめてみました。

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■翻訳家は誰でもなることは可能?

翻訳家は、書物だけでなく、映画などの映像作品を翻訳したり、最近では海外のニュース記事の翻訳なども請け負う仕事。身近な情報から、高度な知識が問われる専門書まで、幅広い翻訳対象があります。

この翻訳家ですが、「資格がないとなれない」という仕事ではありませんので、技術・知識があれば誰でもなることが可能です。そのため、翻訳家になるルートは多岐にわたります。たとえば以下のようなパターンが挙げられます。

1.外国語を学ぶ大学や短大を経て翻訳家になる
2.翻訳家になるための専門学校を経て翻訳家になる
3.翻訳家を養成するスクールを経て翻訳家になる
4.海外への長期留学や移住などで身に付けた知識を生かして翻訳家になる

いずれにしろ、外国語に対する理解や知識をしっかりと学び、身に付けないことには翻訳という仕事はできませんし、仕事依頼も来ません。もし翻訳家になりたいのであれば、外国語を訳すことのできる知識を事前に身に付けておくべきでしょう。

■翻訳家として活動するのに有利な資格もある

翻訳家として活動する場合、

・翻訳専門の会社に所属する
・出版社に所属する
・編集プロダクションに所属する
・フリーランスで活動する

この4つのパターンが多く見られます。翻訳専門の会社は、正社員としてではなく、「登録」という形で所属するのが一般的。自分にマッチングした依頼が会社に来た場合に、仕事が割り振られるという形です。出版社の場合は、翻訳書を出版する会社のほか、一般書を扱う出版社で働きつつ、必要に応じて翻訳する場合もあります。翻訳を必要とする編集プロダクションに所属するのも似たようなパターンです。

どこにも所属せずにフリーランスとして活動し、依頼を待つということもあります。ただし後ろ盾が何もない状態なので、フリーランスで安定した活動をするにはある程度実績が必要でしょう。

翻訳家には国家資格などはありませんが、『一般社団法人日本翻訳協会』の「JTA公認翻訳専門職資格試験」に合格することで得られる「JTA公認翻訳専門職」があります。これは翻訳のプロフェッショナルの能力を総合的に審査するもの。取得していることで翻訳家としての活動に有利に働く場合もあります。

ただし知識や技術、また資格があったとしても仕事が来ないと意味はありません。そのために大事なのは「人脈」です。翻訳家として活動するには、この部分もおろそかにしてはいけません。

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