じゃあどうするか？ 自分の考え方や見方を改めるしかありませんよね。

私がアルバイトをしていたころも、なにかあるたびに突っかかってくる人がいたんですよ。元々負けず嫌いなせいもあってか、その人に注意されるのが悔しくて、めちゃくちゃ仕事を覚えて、シフトにもたくさん入りました。すると、周囲の人からも認められるようになり、初めは嫌味ったらしかった人も私のことを認めてくれるようになったんですよね。アルバイトって基本的にあまり地位とか変わらないと思うんです。だから、その人より大きな仕事を任されるようになると、だんだん私に媚を売ってくるようになりました。ははは……馬鹿ですねぇ。はじめからキツく当たらなきゃいいのに……。

あと、これは私の性質（？）なのかもしれないですけど、常識の通じない人に対しては「こんな人、いるのかよ……！」とむしろ好奇心を掻き立てられ、無駄に仲良くしようとしてしまいます。嫌いな人はそのまま単純に嫌いになるのもなんか悔しいので、どこか長所を見つけて、頑張って近づこうと試みてしまうんですよね。仕事関係のみの話ですが。

仕事関係ってどうしたって顔を合わせなければならないので、絶対に敵は少ないほうが得だし、誰にでも得意・不得意があるので苦手な人でもある程度気に入られておいたほうが後々困らないですみます。ほら、バイトでも、困ったときにシフト変わってくれたりする相手がいたほうが楽じゃないですか。

だから性格の悪い人、苦手な人がいたとしても、天然記念物やめずらしい雑草でも見ている感覚で接してみたらいいんじゃないでしょうか？ 嫌な人に対してなにか思うのも感情がもったいない気がするし、いちいちストレス感じるのも疲れちゃいますよね。少し考え方を変えてみると、本当に楽になりますよ！

■まとめ

バイト先の嫌な人、性格が悪い人はみんなめずらしい生き物だと思おう。「今までアマゾンの奥地で生活をしていたから、人とのふれあい方を知らないんだ……！ それで、たまたま同じバイト先で職業訓練をしている最中」とかそういう設定を考えて接していると、わりとストレスなく「あの人なりに社会勉強、頑張っているんだな！」ぐらいの気持ちで接することができるようになります。

嫌な人について考えている時間ももったいないし、人の本質はそう簡単に変わらないので、あまり深く考えないようにしましょう。変な人はどこに行ってもいる!!!

文・あたそ
神奈川県横浜市出身。約9カ月かけて世界を放浪した後、現在ぼちぼちの社畜ブス。安月給。Twitterでの非モテ・容姿に対する自虐、音楽ネタのツイートが人気を博し、現在フォロワー数は70,000人を突破。そのほか恋愛コラム、音楽ライター、バンドのニュースリリース、イベントへのコメント寄稿などでも活躍中。2014年から開催されているたトークイベントも3年連続で大盛況のうちに終了。またの名をTwitter界のニュー卑下アイドル。
https://twitter.com/ataso00

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