調理師になるには? 資格や養成施設についての基礎知識を知ろう 3ページ目
調理師免許取得後は、やはり飲食店や食品関連の施設で働くのが一般的。調理師学校を卒業した人の場合は、学校に協力している企業の飲食店やホテルのレストランなどに就職するパターンが多いようです。また調理師試験を経て免許を取得した人では、実務経験を積んだ飲食店で引き続き働くというケースもあります。
飲食店に就職した場合はそこで経験を重ね、より大きな店や格式の高い店にステップアップ、最終的には自分の店を持つというのがよくある流れといえます。なかには一念発起し、免許取得後にいきなり自分の店をオープンさせるという、チャレンジ精神旺盛な人もいるようです。他にも調理師として働くのではなく、一般企業に就職し、その資格を生かした業務に就く場合もあります。
調理師になるにはどうすればいいかまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。調理師免許がなくとも講習を受けることで食品衛生責任者になれますし、飲食店で料理を行うことも可能ですが、やはり免許があることは責任ある立場になれるということですからお客さんや取引先の信頼度が違ってきます。将来飲食業に携わりたいという人は、早い段階から資格取得を考えておくといいですね。
参考:公益社団法人調理技術技能センター
http://www.chouri-ggc.or.jp/
(中田ボンベ@dcp)