外交官になるには? 採用試験やキャリアフローを知ろう 2ページ目

編集部:いとり

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●「外務省専門職員採用試験」に合格する

ことです。これは、外国の当該地域の専門家、また当該分野の専門家を雇用するための試験です。国家公務員試験に合格していませんので「ノンキャリア」ですが、その専門知識を外交に役立てます。

外務省の公式サイトに掲載された「外務省専門職員採用試験」に、「平成28年度試験概要(実施済)」の概要があります。ちょっと長いですが引用します。

外務省専門職員採用試験に合格すると……

採用後は、現行制度下では入省後1か月間外務省研修所(神奈川県相模原市)において国内研修を受け、引続き外務本省に勤務したのち、再び研修所における研修を経て、研修語を履修するのに適した国にある在外公館に外交官補として配属になります。その場合、館務に従事することなくその国の大学等で研修語について約2年間(アラビア語は約3年間)の在外研修を受け、研修終了後は、そのまま館務に就くか、あるいは研修語を国語(又は通用語)とする別の国にある在外公館に転勤になるか、又は本省に戻って勤務することになります。

以後、おおむね5~6年ごとに本省勤務と在外公館勤務を繰り返し、専門とする語学のみならず、当該語学と関連する国・地域の社会、文化、歴史等にも通じた専門家、あるいは経済、経済協力、条約等の分野の専門家として活躍することが期待されています。この間能力及び勤務成績に応じて昇進し、優秀な者については幹部への道も開かれています。

⇒データ引用元:外務省公式サイト「平成28年度試験概要(実施済)」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/prs/page4_002736.html

上記に引用したように、「外務省専門職員採用試験」に合格すると、研修を経て外交官補として在外公館に配属されます。本省と在外公館の勤務を繰り返しながら経験を積むのです。なかなかやりがいのある仕事ではないでしょうか。

外交官になるにはどうすればいいのかを解説しました。ともあれ、将来の大使を目指して外交官になりたいのであれば、「国家公務員採用総合職試験に合格して外務省に入省する」のが最短距離だといえます。そのためにも、受験を勝ち抜いて大学に入学し、国際政治・経済、法律など、外交官に必要な深い知識を持つように努力しましょう。将来の日本のためにすばらしい外交官になってください!

(高橋モータース@dcp)

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