留学経験者が語る。留学で経験する精神的フェーズ5段階とは?【学生記者】

きゃれ

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こんにちは、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校経営学・アジア学部4年のきゃれです。
私の留学はあと少しで終了するのですが、この3年間のニューヨークでの留学生活を振り返ってみて気づいたのが私の中での気持ちの上がり下がりの激しさでした。留学はただ英語を学べるだけではなく、それ以上に自分自身のことを学べるとてもいい機会になります。一方でその過程では、精神的につらいときもやっぱりあります。そんな留学中の気持ちの変化を、私の経験を踏まえて精神的フェーズ5段階にわけて紹介します。

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■前向き期:留学前〜留学初期

留学前は不安もありますがそれ以上に期待が大きく、わくわくが不安を上回る時期。そのため、何事にもかなりポジティブに考えることができます。私はこの時期を前向き期と呼んでいました。

「授業についていけるかな? 友達できるかな? 」などという不安はあるものの「念願の留学生活があと少しで始まる!」というドキドキ。留学に向けてお金を貯められるだけ貯めようとバイトを詰め込んだり、少しでも英語力をあげておこうと単語を暗記したり、留学前に仲のいい友達と会ったり。この前向き期は本当に忙しくてあっという間に過ぎていきました。

■ネガティブ期:留学初期

実際に留学生活がスタート! というところからだんだん始まるのがネガティブ期。わくわくが大きかった前向き期から、不安がそれを上回ることによりネガティブな発言が増えてきてしまい、日本に帰りたいという考えが頭によぎる時期です。

私の場合は空港で家族や友達と別れた瞬間からこのネガティブ期がスタートしました(笑)。ちゃんと入国できるのか、空港に到着した後大学にきちんと着けるのか……など心配要素ばかりが頭の中をぐるぐる回ってしまい、前向き期にあったわくわくはどこかへ消えてしまいました。といっても「留学に行ってくる!」と出発したのにすぐ引き返す訳にもいかないので、とりあえず飛行機に乗り、心を落ち着かせようと頑張っていました。今振り返るととてもいい思い出です。

また、授業が始まるとまったくついて行けず半泣きになったり、大学が広すぎて迷子になって途方にくれたり……わからないことだらけ。加えてご飯がおいしくなかったりといろいろなことが積み重なり、気持ち的につらくなります。

「慣れるまで慣れるまで!」と言い聞かせながら、耐えられないときは日本の家族や友達にSOSをだしてスカイプに付き合ってもらったり、シャワーを浴びながら大声で泣いたり、外食しておいしいものを食べてみたり……。自分なりの対処法を見つけて、少しでもいいことがあったらそれに感謝して、自分で自分を奮い立たせながら頑張っていました。

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