就職活動の自己分析ってどうやっている? 自己分析におすすめの手段

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就職活動の自己分析ってどうやっている? 自己分析におすすめの手段

就職活動を行う上で欠かせないのが自己分析です。「どこの業界、何の仕事がしたいのかが分からない」「自己PRは何を話せば良いのか?」
そんな学生は自己分析をしっかりと行うことで、前記のような疑問に対し明確な答えが出るはずです。
そこで今回は、自己分析を行う時のオススメ3つの方法を紹介します。

1.自分の長所と短所を書き出す
自分の長所と短所を書き出してみましょう。
これは個人差があり、長所ばかり思いついて短所が出てこない人、逆に短所ばかりが出てくる人など、さまざまです。しかし、短所の捉え方を変えれば、長所に言い換えることができるものです。「行動がゆっくりなこと」が短所としましょう。ただし、別の見方をすれば「焦る様子が無く安心感を与える」ところが長所と考えることもできます。まずは自分がどのような人間なのかを理解するために、短所と長所を書き出してみましょう。一方しか思い付かない人は、前記の要領で逆説から長所・短所を見付けてください。

「私は自己分析で、まずひたすら自分の短所と長所を書き出しました。短所も長所も言い方を変えれば紙一重ということに気が付き、自己PRへ大いに生かすことができました」(早稲田大学・3年男性)
「就職活動でどの業界の企業を受けようか悩んでいました。その時に自己分析をして自分の短所と長所を書き出しました。私の長所は相手を思いやり行動に移せること。自己分析をきっかけに、多くの人と関われる仕事がしたいと考えるようになりました」(明治大学・4年女性)

自分の短所と長所を理解することは、業界研究や企業研究をはじめ、ES・面接で必要とされる自己PRの内容を決めるときの参考にもなります。希望する企業や業界が決まっている人もそうでない人も、一度は自己分析を行ってみましょう。自分では気付かなかった性格、さらに可能性までもが見えてくることでしょう。
2.「ジョハリの窓」で考える
「ジョハリの窓」と呼ばれる、対人関係における気づきのグラフモデルを使って、自分への気付きを深める方法です。
この「ジョハリの窓」は、主観的に見た自分、客観的立場から見た自分を4つのカテゴリーに分けることで効果的な自己分析が行えます。
4つのカテゴリーは以下になります。
【1】 開放の窓
 自分も他人も知っている自分
【2】 盲点の窓
 自分は気づいていないが、他人は知っている自分
【3】 秘密の窓
 自分は知っているが、他人は知らない自分
【4】 未知の窓
 誰からも知られていない未知の自分

「ジョハリの窓は心理学の授業で習いました。未知の窓の材料を探すことが、とても難しかったです。しかし、このジョハリの窓のおかげで、自分も友人も知らない自分を浮き彫りにすることができてなんだか不思議な気分でした」(明治大学・1年女性)
「自己分析を行う際、このジョハリの窓はとても重宝しました。自身が思っている自分や、他人から見える自分、また自分はこう思っているけど他人からは気付かれていない内なる自分を知り整理することで、今まで気付きもしなかった全く新しい自己に出会えたと思います」(慶應義塾大学・4年男性)

「ジョハリの窓」が示す結果について、解釈は幅広いようです。進め方や解説など、さまざまな書籍やWebサイトを参考にすることができます。ご自身で調べながら、ぜひ試してみてください。

3.他人から見た自分とは?「他己分析」をしよう!
最後は、友達との「他己分析」をオススメします。
相手に対しお互いが思っている長所や短所を、具体的なエピソードを交えながら話し合いましょう。今まで気付きもしなかった、短所や長所など新たな一面を発見できるかもしれませんよ!

「友達と他己分析をして、初めて自分は頑固であるということを知りました。これを言い換えれば粘り強い性格とも考えられ、長所として捉えることができました。今まで考えもしなかった、新たな一面の発見です」(中央大学・3年女性)
「面接で話す自己PRは、友達と何時間もかけて行った他己分析を参考にしました。当初自分が思っていた長所と、友達から見た自分の長所は少しズレていました。そのことがむしろ内容の深い自己PRの完成へとつなげることができました」(早稲田大学・4年女性)

この他己分析はできるだけ多くの人と行うことで、より一層深みのある、自己分析を行うことができます。友達が自分のことをどのように見ているかも知ることができて面白いですよ。

今回は自己分析の方法を3つ紹介いたしました。就職活動の準備において、自己分析はおろそかにされがちです。しかし、長所・短所の問いをはじめ、エピソード交えての自己紹介、志望動機など、自己分析を踏まえた回答が必要となるケースは多岐にわたります。己を知らずして、次へのステップに移れないものです。早い段階で自己分析に取りかかり、自分を見つめ直し、将来の選択へ役立ててください。

(早稲田大学文化構想学部OB 山口)

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