（実測日：2014年9月　回答者数1,029人/タダコピアプリ調べ）


1.無駄なオプションパックを外す
電話料金が高い理由の一つに、必要のないオプションに多く加入してしまっていることが挙げられます。特に、量販店でスマートフォンや携帯電話を購入した場合、契約料金を安くする代わりに契約直後の2ヵ月は提示されたオプションへの加入を必要条件にされる場合があります。使い始めて2ヵ月を経過する頃には、加入したオプションことを忘れてしまっているケースも多いのではないでしょうか？

「友達に『電話をしたら音楽が鳴っている』と教えてもらったので、携帯電話ショップへ。結果2年間以上もメロディーを鳴らすサービスに加入したままだったことが判明。さかのぼって使用料を計算してみると、結構な金額になっていました」（早稲田大学・4年女性）
「購入当初に契約した故障時の保証。毎月結構な額を請求され支払い続けましたが、壊れたらすぐ買い換える必要があることに気づき、故障時の保障オプションを解約しました」（立教大学・2年女性）

自分が今どのオプションに入っているかは、各社の携帯電話ショップですぐに教えてもらえます。その場で契約の変更もできるので、購入時からチェックや見直しをしていない人は一度ショップに相談することをオススメします。ただし、故障時や紛失時の保証については、万が一のために加入しておいた方が良いかもしれませんね。


2.月額通話料金の定額制（固定）などプランを見直す
今はさまざまなキャリア※から、月額通話料金の定額プランなどが紹介されています。普段の携帯電話の使い方にもよりますが、通話を多く利用する人なら月額通話料金の定額プランを選ぶことで使用料金が安くなる場合も。一方、あまり通話をしない人は、月額通話料金の定額プランを小さくすることで、使用料金を安くできる可能性があります。

「今では無料通話アプリを利用する機会が増えたので、通常の電話利用が大きく減りました。そこで通話プランを変更。毎月の使用料金が1500円ほど安くなりました」（中央大学・3年男性）
「電話で話すことが好きなので、月額通話料金を定額制にしました。いくら電話をしても通話料金が変わらないので、毎月の支払い目安が分かりやすくなりました」（法政大学・4年女性）

通話を重視するか、データ通信を重視するかなど、自分の使用体系にあったプランを選ぶことが、スマートフォンや携帯電話をお得に使えるポイントですね。通話料金プラン以外にも、データ通信量のプランを変更することで料金を抑えられる場合があります。最近は駅構内や公共施設、街中でもフリーで利用できるWi-Fiの設置が増えているので、データ通信料の負担が軽減されていることもあります。携帯ショップでは過去の数ヵ月の利用実績から、個々に適した料金プランを案内してくれるサービスがあるので、相談してみるといいですよ！
※携帯電話の通話・通信サービスを提供している会社

3.家族の携帯電話のキャリアに合わせる
家族全員が同じキャリアの場合、家族誰かの無料通話サービス分の余りを、家族内で分けられるサービスがあります。また、決まった時間内であれば、家族同士の通話が無料のサービスもありますね。まずは、家族全員の携帯電話利用状況をキャリアに確認してみましょう。もし家族内でキャリアが異なる場合は、全員が同じキャリアになるよう話し合いましょう。一家での利用料金が安くなりますよ。その際にはキャリア変更や機種変更でお金や手間がかかりますので、家族の誰かが買い替えの時期に提案してみるのがいいでしょう。

「実家の母と長電話をすることが多いので、家族間の通話が無料のサービスに加入し、通話料を抑えています」（早稲田大学・1年男性）
「父はほとんど携帯電話の通話を利用しないので、父の無料通話分を私に回してもらっています」（立教大学・3年女性）

キャリアにこだわりがないのであれば、家族で同じキャリアに統一してしまった方がお得のようですね。プランの見直しや、家族間のキャリア統一の手間を面倒と思わずに実行できるかが大切です。また、見直しについての話し合いをきっかけに、家族との通話やコミュニケーションが増えるかもしれませんね。


いかがでしたか？　毎月の大きな出費の一つとも言える、スマートフォンや携帯電話の通話料金。うっかり忘れたままのオプションや、以前から家族に提案したいと考えていたキャリアの統一など、再確認を必要とするポイントもあったのではないでしょうか。料金を安く抑えることに損はないので、今一度プランを確認しておきましょう！

（早稲田大学政治経済学部3年　外山）