徹底議論! 就活経験者の学生が語る就活観とは?【学生記者】
こんにちは、学生向け総合Webマガジン「Gaku-yomu」です。多くの大学生が不安を抱える就活。就活経験者はどんな考えで取り組んでいたのでしょうか。今回は「わかものラボ」のワークショップを通じて就活経験者の学生に話を聞いてみました。
※わかものラボとは……毎回10~20人ほどの若者が集まり、テーマに沿って自分の意見を述べるワークショップ。視聴率調査でお馴染みのビデオリサーチ社が運営している。「今の若者はどんなふうにお酒を飲んでいるの?」「どういうときに友達とドライブする?」といったさまざまなテーマを通じて意見をぶつけ合うことで、若者の本音を探るのが目的。
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<就活でぶっちゃけイヤだったことは?>
今回就活について話してくれたのは、就活経験者の4人です。A、B、Cさんは大学4年生、Dさんは社会人2年目。最初はぶっちゃけ就活でイヤだったことについて話してもらいました。
■親からのプレッシャーがイヤ!
A「私は親からのプレッシャーがツラかったです……」
B「私もそう! 机の上に雑誌の就活特集を置かれたり、『就活大丈夫なの?』ってけっこうな頻度で聞いてきたり。心配してくれているのはわかるんだけど……」
A「バブル期の就活の話を持ちださないでほしい。わたしだって自分なりに考えてやっているのに、『そんなんじゃダメ』って言われたときは大喧嘩になりました」
親は就活中の子供を心配していろいろ気にかけがちですが、子供の側は放っておいてほしいという意見が多いようです。
■真偽不明の「就活神話」がイヤ!
就活が近づくと、「就活に向けて〇〇しておいたほうがいい!」という「就活神話」が出回ります。実際どんな神話が出回っていたのでしょうか?
D「ウソかホントかわからない、『就活神話』みたいなものが溢れていたよね」
A「服装についてはとくに多かったです。『私服でお越しください』だったら私服、『私服』だったらスーツ、とか」
B「説明会の案内に『私服』って書いてあったから私服で行ったら、半数以上スーツだったことあったなぁ。毎回服装について気を張らなきゃいけなくて面倒だった」
D「合同説明会は陰で人事の人がチェックしている、とかも。これも真偽のほどはわからないけど、別に合説での態度が選考に反映された印象はなかったかな」
服装やマナーについては、就活生がとくに悩まされた「就活神話」のようですね。
A「わたしもありましたね。『資格はたくさん取っておいたほうがいい』っていうのもあったけど、実際の選考で資格について聞かれたことはありませんでした」
B「企業によるんだろうけど、わたしもまったく聞かれなかったです」
D「その話に限らないけど、ウソかホントかわからない『必勝法』とか『秘訣』とかが溢れていたのがイヤでした」