バイト掛け持ちの女子大生が語る!学生時代にバイトをすることのメリットって?【学生記者】

由希子

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こんにちは、立教大学文学部4年の由希子です。

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私は今までにさまざまなバイトを経験してきました。たとえば現在は、塾講師と電話営業のバイトを掛け持ちしています。ドイツに留学していた際には、ベビーシッターとラーメン屋さんのホールスタッフをやっていました。昼間は学生ですが、バイトをするとそれに加えてさまざまな立場でたくさんの視点を持つことができるようになります。今回はこの、バイトをすることで生まれる大きなメリットについて、実体験を踏まえてお話していこうと思います。

◆その立場になって初めてわかることがある

たとえば塾の講師をしているときのこと。私は生徒に「宿題を出さないと自主的に勉強しないでしょ!」と言って、たくさんの宿題を与えていました。この発言をした後に、私は心の中で思いました。「これはどこかで聞いたことがあるセリフだな」、と。そう、私自身も昼間、学生として「教わる立場」でいるときに、ゼミの先生から同じことを言われ、大量の課題を出されていたのでした……。

また、私が教えている生徒は単語テストに合格できず、何回も同じ範囲のテストをやっていてつい呆れてしまうこともあります。しかし考えてみれば私も、昼間に受けている歌のレッスンで、自分でも引くほど毎回同じ曲を歌っていたりします(笑)。自分も昼間はダメ生徒であることを思い出すと塾の生徒に対しても寛大になれますし、逆に塾での経験は、昼間の自分の学生としての行動を改めようと思うきっかけにもなります(笑)。

大量の課題を出してくる私の先生も、たくさんのエネルギーをかけて指導してくれている、ということにも気づきました。実際に自分も先生という立場を経験してみて、今までよりもその労力が想像できるようになったのです。

他のバイトでも、実際にその立場になるからこその気付きがたくさんあります。飲食店のホールスタッフをやってみると、自分がお客さんとして来店したとき少し店員さんの気持ちがわかるようになりました。ベビーシッターをしたときは、自分が育てられたときのことに少しだけ思いをはせることができるようになりました。

◆さまざまな立場を同時並行に生き、多くの視点を得る

今まで教わる側のみだったのが、自分も先生という立場になって初めてわかること。今まで誰かの子供だったのが、自分も子供の面倒をみるという立場になって気付くこと。実際にその立場になってみて、初めてわかることはたくさんあります。

きっとみなさんも、バイトをせずともすでにさまざまな立場として生きているでしょう。家族の末っ子としての自分、サークルの代表としての自分など、同時並行で多様な立場におかれ、生活しているはずです。そしてそれぞれの立場としてみえる世界は、全く異なっていると思います。バイトをすることによって、その立場をさらに増やしてみることができます。つまりそれだけ自分の視点も増えるということです。

◆まとめ

バイトをして、さまざまな立場になると、たくさんの視点を持つことができます。社会人になると、所属する会社の副業禁止規定などによって、もしかしたら多様な立場になる機会が減るかもしれません。だからこそ、さまざまな挑戦をしやすい学生時代に、ぜひバイトもいろいろと経験してみてはいかがでしょうか?

文・由希子

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