大学の入学式の服装は? 男女別スーツの選び方や着こなし方を紹介

学生の窓口編集部

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大学の入学式は、基本的に服装は自由なところが多いですが、スーツで参加する人が多いですよね。

入学式という晴れの舞台なので、せっかくならおしゃれにスーツデビューを飾りたいと思っている人も多いのでは。

そこで今回は、大学の入学式で着るスーツの選び方を徹底解説。「どこで買うべき?」「選び方のポイントは?」といった疑問にもお答えしていきます!

大学入学式に着ていくのはスーツ?

大学の入学式の服装は基本的に自由ですが、男女ともに多くの人がスーツで参加しています。しかし、学生であるからこそ、個性的な着こなしでも問題ありません。遊び心や独自のスタイルを取り入れても良いでしょう。

とはいえ学生ですから、ある程度個性的な着こなしで参加しても問題ありません。学生ですから、ある程度の遊び心があってもいいのです。

入学式は同級生との顔合わせの場にもなるので、「どんな第一印象を持ってもらいたいか」で決めるといいでしょう。

実際のところは、就職活動やお葬式などの使い回しも考え、無難なデザインのスーツを選ぶ傾向が強くなっているようです。

入学式で使ったスーツは様々な場面で活躍することになる

「入学式のためだけにスーツを買うのはもったいない…」

このように感じる人もいるかもしれません。

ですが、スーツは入学式の後もさまざまなシーンで活躍します。代表的なのが、就職活動お葬式。最近では就活まで見据えてスーツを選ぶ人も多いようです。そして、黒のスーツを選んでおけばお葬式にも使えますね。

そのほかにも教育実習・インターン・ボランティア・ゼミの発表会など、あらたまったシーンで使える一着を持っていると何かと重宝します。

制服がなくなるこの機会に、自分の体格に合ったスーツを一着持っておくのは決して無駄なことにはならないはずです。

大学入学式のスーツを買う時期は?

入学式用のスーツを買う時期ですが、おおむね1月〜3月頃となります。

1月の年明け早々から、フレッシャーズ向け特設サイトを設ける専門店が見受けられます。1月末頃になると、店頭に入学式向けの商品が揃ってきます。1月〜2月は受験で忙しい時期でもありますが、既に決まっている人なら早めに動くことができるでしょう。

3月になると受験も落ち着く頃。実際のところ、3月になって急いでスーツを購入するというパターンも多いようです。ただし、オーダースーツをお考えの方は、遅くとも3月頭には注文するようにしましょう。

大学入学式のスーツ選びはここに注意!【男女共通】

入学式のスーツ選びは、多くの人にとって初めてのスーツ選びでもあります。後で「失敗した…」なんてことにならぬよう、次の3点に注意してください。できれば保護者の方と一緒に見に行かれることをおすすめします。

ジャストサイズかどうか

これまでの成長過程での洋服選びと同じ感覚で、少し大きめのスーツを選んでしまう人がいます。ですが、体に合わないスーツは残念ながらおしゃれには見えません。

スーツを選ぶ際は、自分の体にピッタリ合った「ジャストサイズ」が基本です

・肩幅が合っているか
・袖の長さはピッタリか
・スカートやズボンの裾が合っているか
・お尻の隠れ具合は丁度良いか

上記のサイズどれもが合っていないと、どこか不恰好になってしまいます。自分でサイズを合わせるのは難しいので、実際にスーツ売り場でプロに見てもらうことをおすすめします。

ジャストフィットするととてもカッコ良くなりますので、是非サイズにはこだわってみてください。

試着して選ぶ

前項のサイズ合わせとも関連しますが、必ず試着して選ぶようにします。いつものお買い物はネットが多いかもしれませんが、初めてのスーツだからこそ店頭で選ぶのがおすすめ。

試着して分かるのは、サイズ感だけではありません。シルエットも太め・細め・シェイプ具合など微妙に異なります。それから着心地も大切。着てみたらすごく軽くて良い、反対にモサッとしていてイマイチ…などさまざまです。

色柄など、自分に似合うかどうか鏡で確かめることもできます。是非何着か試着してみて、お気に入りの一着を見つけてください。

その後の着回しを考える

先ほどお伝えした通り、スーツは入学式の後もさまざまなシーンで活躍します。ですから、その後の着回しも考えておくのが賢いスーツ選びです。

「入学式で着た後どうするか」を少し意識しながらスーツ選びをすると、色・柄・デザインなどの方向性が決まりやすくなるでしょう。

大学入学式のスーツの選び方【男子編】

ここからは、男子編スーツの選び方をご紹介。ワイシャツ・ネクタイ・靴といったアイテムの選び方や、着こなしのポイントもあわせて解説します。

スーツの色で選ぶ

スーツの色は、

・ブラック
・ネイビー(紺)
・グレー

などのダークカラーがおすすめです。

黒は何にでも合わせやすく、お葬式にも使えて重宝します。そしてネイビー(紺)はフレッシュで清々しい印象になるため特におすすめの色です。

スーツの柄で選ぶ

スーツの柄は、はっきりと柄が見えるタイプは着回しが難しい面があります。

・無地
・シャドー系の柄
(ストライプやチェック)

このどちらかがおすすめです。
シャドー系と呼ばれる柄は、よく見ると柄が入っていると分かるような「さりげなさ」が魅力。無地の方は定番なので、初めての一着として持っておくと着回しがききやすいでしょう。

ワイシャツとネクタイを選ぶ

大学入学式スーツ ネクタイ

ワイシャツは、

・白
・薄いブルー
・薄いピンク

など、白あるいは清潔感のある淡い色使いのものがいいでしょう。白いワイシャツはどんなシーンでも使えるので、1枚は持っておきたいところ。薄いブルー(水色)なら、元気で爽やかな印象に。そして薄いピンクは優しげな雰囲気を演出できます。

そして、ワイシャツもスーツに合わせてピッタリのサイズを選ぶのがポイント。首周りなどピッタリ合うものを店員さんに相談してみてくださいね。

ネクタイは、ストライプやドット(水玉)柄が新入生にピッタリです。

人気の色はやはり清潔感のあるブルーやピンク系など。原色に近い色よりは、少しくすんだ感じの色の方が着用シーンを選ばなくて便利です。

ネクタイは、最も個性や遊び心を発揮できるアイテム。「無難なブルーで」と決めずに好きな色味をあれこれ試してみてはいかがでしょうか。イエローやグリーン系なども爽やかで素敵ですよ。

バッグや靴はどうしたらいい?

靴に関しては、スーツに合わせて紐のついたビジネスシューズを購入されるケースが多いです。あるいは、学生ですのでキレイなローファーをお持ちなら、それを履いてもOKです。

そして、忘れがちなのが靴下です!
スーツに合う靴下は、紳士服売り場にありますので、合わせて揃えておくと安心です。黒や紺などのダークな色で忘れずに用意しておきましょう。

バッグに関しては、必ずしもビジネス用のバッグを購入すべきとは限りません。ビジネスバッグも1つ持っておくと後々便利ではありますが、最近はリュックを背負って自転車や電車で通勤するビジネスマンも増えています。黒などベーシックなリュックが多く出ているので、入学式のスーツにも合わせやすいのではないでしょうか。

上手な着こなしのポイント

男子スーツの着こなしポイントは次のとおりです。

・ボタンの一番下はとめない
・ポケットのフラップは外に出しておく
・靴とベルトは同じテイストで合わせるとオシャレ

上着のボタンの一番下はとめないので注意しましょう。そして、繰り返しになりますがカッコ良く着こなすために「サイズをきちんと合わせる」ことも忘れないようにしましょう。

大学入学式のスーツの選び方【女子編】

続いては、女子編スーツの選び方をご紹介しましょう。ブラウス・バッグ・靴といったアイテムの選び方や、着こなしのポイントも解説します。

スーツの色で選ぶ

スーツの色は男子と同様、

・ブラック
・ネイビー(紺)
・グレー

など、落ち着いた色合いがおすすめ。
定番の黒は着回ししやすく、お葬式にも使えるメリットがあります。そしてネイビー(紺)は初めてのスーツには特におすすめの色です。

スタイルで選ぶ(スカート・パンツなど)

パンツスーツかスカートかで悩む人もいると思いますが、どちらでも大丈夫。最近はパンツスーツとスカートがセットになっているものもあります。セットスーツで購入して、入学式の日の気分や天気に合わせて変えてもいいですね。

シャツ・ブラウスを選ぶ

シャツやブラウスの色味も男子と同様です。

・白
・薄いブルー
・薄いピンク

などが好印象でしょう。
ブラウスはフリルやリボン、ボウタイなどで胸元を華やかにあしらうことができます。シャツやカットソーですっきりまとめるのもGood。ここであなたの個性を発揮してみましょう。

バッグや靴はどうしたらいい?

靴はヒールの高さが3cm〜5cm程度のパンプスが無難です。

普段ヒールのある靴を履かないのであれば、入学式前に履いて少し慣らしておくといいでしょう。数センチ程度のヒールでも、普段履かない人にとってはかなり疲れますし、あちこち痛くなったり靴ズレする可能性もあります。パンプスに慣れていない人はストラップ付きもおすすめ。

パンプスの色は黒を選ぶ人が多いですが、アイボリーやベージュもかわいいです。色とデザイン、履きやすさも考慮して、試着してから購入するようにしましょう。

そして、スーツに合わせるバッグは、入学式は持ち帰るものが多いのでA4サイズの書類が入る程度のトートバッグが良いでしょう。

バッグ自体あまり重たくないもので、なるべく肩に負担のかからないものがベターです

上手な着こなしのポイント

女子スーツの着こなしポイントは次のとおりです。

・ボタンは全てとめる
・ポケットのフラップは外に出しておく
・袖口からブラウスの袖が出ないように
・スカート丈は膝が半分隠れるくらいが上品

アクセサリーで是非おしゃれを楽しんでみてください。ピアスやネックレスなど、基本的には自由です。パール系のものは上品なので特におすすめです。

大学入学式のスーツはどこで買う?

入学式用のスーツを扱うところでは、シーズンになると「新生活フェア」「フレッシャーズフェア」などを開催します。こうしたイベントをネットなどでチェックしておくと、お店を見つけやすいでしょう。

購入するスーツは既製品でOK

セミオーダーで購入すれば、自分の体格にピッタリ合ったスーツになります。オーダーにも良さがありますが、予算が高くなりやすく、また出来上がりまで時間がかかりやすいです。

一方、既製品でも裾や袖などのサイズ調整が可能ですし、丁寧に試着していけば自分に合うスーツに出会える可能性は高いです。何より、既製品のスーツの方がリーズナブルな傾向がありますので、特別にこだわりがない限りは既製品で十分でしょう。

大学の入学式の流れはこうなっている

「大学の入学式」の流れについても触れておきます。

大学の入学式は、これまで経験してきた中学・高校などの入学式と大きな差はありません。開会に際する言葉があり、その後学長や学部長などの式辞、祝辞、大学によっては入学生代表の宣誓や、学歌の合唱を行う場合もあります。

例えば東京大学の入学式の場合は、

  • ・奏楽
  • ・開式
  • ・合唱
  • ・総長式辞
  • ・教養学部長式辞
  • ・祝辞
  • ・入学生総代宣誓
  • ・合唱
  • ・閉式

このような内容で、日本武道館で催されました。

入学式当日にオリエンテーションがある

入学式後は、学部や学科に分かれて学生生活について学ぶオリエンテーションが行われることが多いです。このオリエンテーションを含めて入学式とする場合もあります。オリエンテーションが終われば、その日は解散です。

ここで資料などを配布される可能性が高いので、ある程度荷物は多くなると考えてバッグを用意しておくと安心です。サークル・体育会・同好会などのパンフレットも配られ、配布物は意外に多くなってしまうかもしれません。

まとめ:大学入学式でオシャレにスーツデビューしよう

今回は、大学の入学式で着るスーツの選び方を解説しました。1月〜3月という時期は受験など忙しくもありますが、せっかくのスーツデビューですので気に入ったものを選びたいところです。

着回しを考えてベーシックなスーツを選ぶ人は多いですが、その代わりネクタイやブラウスで遊んでみるのも良いかもしれません。学生ですので「無難さ」ばかりを気にする必要はないのです

スーツ選びで一番注意したいのは「ジャストサイズかどうか」。ダボダボのスーツだと印象がイマイチで、少し昔っぽい雰囲気になってしまうことも。自分にピッタリのスーツとアイテムでキリッと決まるといいですね。

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