・高齢化、少子化問題は自分たちが社会人になったときに直接関わってくる問題だと思うから（男性／24歳／大学院生）
・少子化によって支える側の人口が減っているのと、老々介護や介護関連の殺人など、改善しなくてはならないと思うから（女性／21歳／大学3年生）
・将来自分が高齢者になった時に不安（女性／22歳／大学4年生）
・この先若者が高齢者を支えていけなくなりそうで怖いから（女性／22歳／大学4年生）

●奨学金

・本当に返済しきれるのか不安なところである（男性／24歳／大学院生）
・自分も奨学金を受ける予定である一人だから（男性／18歳／大学1年生）
・給付型が出ると聞いたから（男性／19歳／大学1年生）
・今の奨学金制度は教育ローンだと思うもっと無利子奨学金の割合を増やすべき（女性／18歳／大学1年生）

●その他

・過労死。これから社会人として働くことになるのでブラックな組織には入りたくないから（女性／19歳／大学1年生）
・領土問題。隣国が騒がしいから（男性／21歳／大学3年生）
・託児所が足りない。姉に子どもがいるのにその子が保育園にちゃんと入れるのか心配（女性／22歳／大学4年生）
・拉致問題。メディアが無関心だから（男性／20歳／大学3年生）

奨学金については実際に受けている人もいるはずですから、学生にとって身近で気にかかる問題であるのはうなずけます。またアンケート調査時期がちょうど重なったこともあり、トランプ大統領の就任に関心を寄せている人も多く見られました。たしかに挑発的な発言もたびたび報道されていますし、我々日本人の生活にも影響を及ぼすのではないかという心配もありますよね。

いかがでしたか？ 環境や少子高齢化などはとりあえず学生としての生活の中では差し迫った問題ではないのかもしれません。しかし将来的には自分たちも直面することになったり影響を受けたりする可能性があるはずです。そうした問題についても若い学生さんたちがしっかり目を向けている様子が見えて心強さも感じました。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年1月
調査人数：男子大学生198人 女子大学生203人