情報収集に役立つ! 大学生のための新聞、ニュースアプリの使い分け方法 2ページ目
※アプリ...ここでは「キュレーションアプリ」「ニュースアプリ」のことを指します。
(1)細かな情報を拾える
アプリは、使用する人の「趣味・関心」に合わせて表示するニュースや内容をカスタマイズすることも可能です。「SmartNews」「NewsPicks」などはニュースキュレーションアプリの中でも特に人気の高いサービスであり、こういった「Webの膨大な量のニュースを関心に合わせて一気に読める」のは、アプリならではのメリットでしょう。
(2)関心に合わせてカスタマイズできる
アプリは「趣味・関心を広げるキッカケ」にもなりえます。新聞にも、さまざまな分野のニュースが掲載されていますが、アプリに比べると手軽さは負けてしまい、多種多様な分野のニュースを把握しようと思うと膨大な時間がかかってしまいます。ゆえにアプリは同時並行的に多くの情報を入手するための最適な手段といえます。
(3)速報性がある
アプリの最大のメリットといえば、「速報性」です。新聞も前日に起きたニュースをいち早く紙面に掲載していますが、掲載のスピードはアプリが勝つことが多いです。しかし速報性があるとはつまり、「確実性が薄い」可能性もあります。情報の鵜呑みには注意しましょう。
アプリのメリットについてまとめてきましたが、「アプリの情報は『質』より『量』」と言えるでしょう。では、「新聞」と「アプリ」を使い分けて、効率的な情報収集をするためにはどうすればよいのでしょうか?
■情報収集を効率化する2つの方法
◎新聞は1週間に2~3回、アプリは毎日使う
新聞はアプリよりも読むのに時間がかかります。特に連続して内容や進行度が更新される速報性が大事なニュースは、新聞で読むよりもアプリで確認したほうがいいのかもしれません。しかし、「複雑な問題」「社会的に大きな問題」は、ある程度簡潔にまとめられている新聞の記事を読むことで、情報収集の効率化が図れます。
よって、新聞は週に2~3回程度読み、アプリを毎朝確認するなど「使用頻度」を分けてみるのがいいのかもしれません。情報の入手先が多様になり、「情報収集」にかかる時間も少なくてすみます。
◎関心のあるニュースはなるべく新聞から入手する
すべてのWebメディアに信頼性がない、というわけではありません。しかし、情報の入手先が明記されていない可能性もあります。「ニュースの内容」だけに目が行ってしまい、「情報源が個人のブログだった」という事態も考えられるのです。「今どんなことが起きているのか?」程度の情報を入手したいのであれば、アプリを使ってサクサクと情報収集をするのも一つの方法です。しかし、もしあなたがある程度専門的なニュースや特定の関心があるニュースの情報収集をしているのであれば、なるべく「新聞」から入手するようにしましょう。そのニュースの経緯や背景などが簡潔に掲載されているので、Web上の断片化された情報を入手するよりも効率的です。
いかがでしたか? 今回は、「新聞」と「アプリ」という2つの情報入手先の使い分けについて「使用頻度」「関心」の2つの視点からご紹介しました。情報の入手先を多様化させ、さまざまなところから情報を得ることが情報リテラシーを高める上で重要です。情報収集は、将来のキャリアを考える上でも密接に関わってくる重要な習慣です。大学生のうちから、積極的に情報収集に取り組んでみてはいかがですか?
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文:IKIKATA
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