【クリぼっち体験談】部屋で一人「ホームアローン」鑑賞会! 男子大学生の「シングルベル」な一日【学生記者】
こんにちは。広島大学の楽です。
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本格的な寒さがやってきました。こたつの準備はもうお済みですか。その昔、武家では亥子の日、つまり今で言う11月半ばから後半にかけて暖房具を出す文化があったそうです。時代は変わっても、寒さ対策は変わりませんね。
冬の文化といえば、大学生にとって大きなイベントが迫ってきましたね。そう、待ちに待ったクリスマスです。赤青ピンクと、イルミネーションが街を彩り、お店に入るとクリスマスソングが聞こえてきます。
しかしみなさん、「クリスマスは恋人がいる人だけが楽しむ日」なんて考えていませんか。サンタクロースはみんな平等に幸せを配ってくれるはず。たとえひとりぼっちのクリスマス=「クリぼっち」でも、年に一度の聖なる日を、自分なりの楽しみ方で過ごしてみましょう。
今回は去年のクリスマスに私が体験した「クリぼっち」な一日を思い出して、クリぼっちでも楽しめる過ごし方を紹介します。
2015年12月24日
去年のこの時期、世間の空気がクリスマス一色に変わる頃、私はアルバイトのシフト表の12月24日、25日を空けるか否か、という悩みを抱えていました。
「今のところ予定はないけど、もしかしたら……」という考えから、結局空けておくことにしたのです。しかし前日の23日、空白のままのクリスマスイブが目の前に迫っていることを初めて実感しました。迎えた当日、私はなんとか特別な1日を楽しもうと気持ちを切り替えたのでした。
当日の流れ
■10:00 起床
大学も冬季休暇に入っていたため、朝はゆっくりスタート。クリスマスだからといって特別なことは何もない、ただゆっくりと時間が流れる朝だったと記憶しています。
■13:00~ ショッピング
朝はゆったりと過ごしましたが、元々1日を通して家にいることが苦手なので、昼過ぎに服を買いに外へ出かけました。クリスマスイブという特別な日なので、たとえ一人でも気持ちは高ぶっていて、普段は買えないものにも手が伸びます。
服を買った帰りにレンタルビデオショップに寄って、クリスマスにちなんだ映画作品を2~3本と夕食用のチキン、食後のプリンを買って家に帰りました。
■15:00~ 家で映画鑑賞
家に帰ると、こたつのスイッチをONにし、映画を観る準備を整えます。そこから2~3時間、映画の世界にのめり込みました……。
ちなみにこの日は、ホームアローンとニュー・シネマ・パラダイス、チャーリーとチョコレート工場の3本を観ました。
■20:00 夕食
2本目の映画を終わったところで、いよいよ夕食です。オニオンスープを作り、あとは買って来たチキンやジャガイモをお皿に並べます。お皿の下には普段使わない緑色のテーブルクロスを敷き、存分に雰囲気を作り出します。
グラスにドリンクを注ぎ、3本目の映画とともに一人ディナーの開始です。食後はティーパックで紅茶を入れて、プリンを食べながら1日の締めくくりです。
■24:00 就寝
昼間にほしい服も買えて、おいしいものも食べて、映画も観ることができました。こうして私の一人過ごすクリスマスイブは、幕を下ろしました。
当時を振り返って
彼女がいなかったぶん、せめて友達と過ごせばよかったという気持ちがなくはなかったです。でも、その友達にも予定があるのも事実。
一人で過ごすぼっちクリスマスも、今では人生経験の一つなのかな、と落とし所を見つけました。
後輩たちへのアドバイス
恋人とイブやクリスマスを過ごしたことがある人は、クリスマスという日を一人で迎えることに恐怖を感じずにはいられないと思います。
しかし恥ずかしがることはありません。寂しさを知る人こそ、人に優しくできるものです。
ぼっちのクリスマスの日には何か1つ、買い物や旅など、普段行わないことをしてみることをおすすめします。一人でも「いい思い出」は作れますよ。
今年の抱負
とはいえ、去年のクリスマスで充分すぎるほどに一人のイブは満喫したので、今年は誰かと一緒にその日を迎えたいと思います!
文・楽