自分の目で見たい! 海外旅行で行くべきおすすめ絶景スポット10選 4ページ目
龍が舞い降りる国、幸福度指数が高い幸せの国ブータン。そのブータンの聖地が「 タクツァン僧院」です。1692年に作られたとされ、標高900メートルの山肌にしがみつく様にして建てられています。かつて、虎に乗った僧がこの地に舞い降り、開いたとされる僧院で、麓からは徒歩以外にありません。一歩一歩ゆっくり登りましょう。至る所に極彩色の祈り布タルチョが張られ、風にパタパタとなびいています。臙脂の袈裟をつけたお坊さんがゆっくり歩いてきます。その姿を見やりつつ1登る事1時間半。静謐な僧院が見えてきます。その荘厳さと、眼下の景色の美しさは来て良かったと誰もが思う事でしょう。
ブータンはその国土の大半が山で、多くの国民が農業に従事してます。熱心な仏教国である一方、外国人旅行者は一日250ドル使わないといけないというルールがあるやり手のビジネス国でもあります。なお、ブータンは松茸の産地として有名で、秋には大量に採れます。日本産と引けを取らない美味しさなので季節を狙って訪れてみてはいかがでしょうか。
10)トルコ「カッパドキア」
キノコ型の岩と巨大な地下都市の遺跡街「カッパドキア」。トルコ中央部、アナロチア高原にある、カッパドキア遺跡は、別名「キノコ岩」と呼ばれる奇妙なかたちをした輪郭のあいまいな奇岩をたくさん目にすることができます。これは、石灰岩が長い年月をかけて浸食された結果で、今でも少しずつその姿をかえつつあるのです。そして、今、熱い注目を集めてるのが巨大な「地下都市跡」です。1969年代に偶然学研されたこの地下遺跡は調査の結果、大小400以上もあるとされ、紀元前3000年に何らかの理由で地下に巨大な都市構造を築き、多いところでは数万人が生活していたとされています。現在も調査中のため、その全貌は明らかになっていませんが、その中のひとつカイマルク地区ではその地下遺跡を観光することができます。カッパドキアの名物「洞窟ホテル」に宿泊することもお忘れなく。天然の洞窟の一部を利用した部屋は直線がなく、どこか不思議な感覚をおぼえます。ぜひ地下都市の住民の気持ちを味わってみてください。
■まとめ
人の技や自然の力。どれをとっても美しく、そして神秘的ですね。これらの絶景スポットは「夢の様な場所」ではなく「行こうと思えば行ける場所」です。このレポートのおすすめポイントが本当かどうかぜひ自分の目で確かめてください。
執筆者:浦辺あずみ(ナレッジ・リンクス)