お箸のマナーは大人の常識!知っておきたい使い方のタブー8選 3ページ目
水分のある煮物などを食べる時、箸の先、またはとった料理から汁をぽたぽたと落とすことです。こぼれ落ちる水を涙に例えて「涙箸」と呼ばれます。汁がたれてしまうと、テーブルや洋服が汚れてしまいます。水分が多い料理を食べる時は、あれば小皿を添えていただきます。なければお茶碗などでも良いでしょう。つい箸に手を添えてしまいがちですが、これでは自分手が汚れてしまいますので、お皿を使うようにしましょう。
8)こみ箸
口の中に一度にたくさんの食べ物をかきこんで入れることを「こみ箸」と言います。お腹が空いていたり、丼物などたくさんのご飯を食べたりする時に行ないがちです。
こみ箸は、料理を無理して食べているように見えるため、大変失礼な行為です。また、料理をがつがつと食べることは見た目も良くありません。料理は一口ずつゆっくりと口に運ぶのがマナーです。落ち着いてゆっくりと食事を楽しみましょう。
箸は毎日使うもの。普段の食事から気をつけていないと、ふとした時に癖となってつい出てしまうことも多いのです。普段から正しいマナーで食事をすることで、フォーマルな場所に出ても恥ずかしくない動作を身につけることが出来ます。ぜひ毎日何気なく使っている箸の使い方を見直してみてください。
執筆者:Click&Clack・ミズノ(ナレッジ・リンクス)