【東大生の頭脳に挑戦!】解けたら東大レベル!? 超難問「四字熟語」クイズ 2ページ目
A:丁々発止
「丁々発止(ちょうちょうはっし)」は「激しく議論を戦わせるさま」。刀を打ち合う音から生まれた言葉です。「蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)」は「内容の無い、うるさいだけの文章や議論」。建設的ではないですね。
Q2 彼はこの組織の"獅子身中"の虫だ。【 】。
A:さっさと追放しよう
「獅子身中(しししんちゅう)」は「裏切り者」のこと。「獅子を体内から食い荒らす寄生虫」という意味で、大抵は「獅子身中の虫」の形で使われます。
Q3 地震があったんですか? 【 】で気付きませんでした。
B:白河夜船
「白河夜船(しらかわよふね)」は「寝ていて何も気付かないこと」。白河は京都の地名。京都見物に行ったと嘘を付いた人が白河の感想を聞かれ、川と勘違いして「船上で寝ていたから分からない」と答えた話から生まれました。「輾転反側(てんてんはんそく)」は「眠れず、何度も寝返りを打つこと」。
Q4 【 】。"韋編三絶"って言うでしょ。
B:本を読みなさい
「韋編三絶(いへんさんぜつ)」は「読書に熱心なこと」のたとえ。孔子が『易経』という本を綴じ紐が3回切れるほど読み込んだ故事に由来します。
Q5 君、さっき「節約しろ」って言ったよね。「若い内の苦労は買ってでもしろ」なんて、【 】じゃないか!
C:自家撞着
「自家撞着(じかどうちゃく)」は「自己矛盾」と同じ意味の言葉。「同一人物の文章・言動が食い違っているさま」を表します。「自己韜晦(じことうかい)」は「自分の才能を世間から隠すこと」。「自縄自縛(じじょうじばく)」は「自らが原因で思い通りに動けないこと」。
Q6 "海千山千"の【 】。
A:敏腕社長
「海千山千(うみせんやません)」は「経験を積んだ悪賢い人物」という意味。これが当てはまりうる選択肢は「敏腕社長」だけですね。海に千年、山に千年住んだヘビが竜になるという言い伝えから来た言葉です。
Q7 ハイリスクハイリターンは承知の上さ。【 】の賭けなんだから。
B:乾坤一擲
「乾坤一擲(けんこんいってき)」は「運に任せた大勝負をすること」。「天が出るか地が出るかのサイコロを投げる」という意味です。「鎧袖一触(がいしゅういっしょく)」は「ザコを一撃で倒すこと」。「紫電一閃(しでんいっせん)」は「非常に短い時間のこと、またその短時間で急激に変化すること」。
Q8 【 】! "曲学阿世"の徒め!
B:データを改竄したな
「曲学阿世(きょくがくあせい)」は「学問の真理をねじ曲げて世に気に入られようとすること」。御用学者を罵る時などに使います。
Q9 「今日もウチの店は閑古鳥が鳴いてたよ」「ウチも同じだな。【 】を張ってた」
C:門前雀羅
門の前に雀捕りの網を張れるくらい来客がなかった、という故事に由来します。「閑古鳥(かんこどり)が鳴く」と同じ意味ですね。ちなみに閑古鳥とはカッコウのこと。「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」は「卑しい人間」。鶏の鳴きマネで人をごまかしたり、犬のように物を盗んだりするヤツ、という意味です。「鳩首凝議(きゅうしゅぎょうぎ)」は「頭を集めながらしっかり相談すること」。
Q10 猫殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み基礎方程式が甦った!!! 【 】!! エルヴィン・シュレーディンガーだァ――――!!!
A:泰山北斗
「泰山北斗(たいざんほくと)」は「大家として仰がれる人」。「泰斗」とも略されます。もともとは「泰斗=中国の名山と北斗=北極星」のこと。「一斗百編(いっとひゃっぺん)」は「酒を飲む詩の天才」。李白についてうたった杜甫の詩に由来します。「臥竜鳳雛(がりょうほうすう)」は「まだ世に出ていない素晴らしい人材」のこと。
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