【連載第17回:医学部受験】 現役医師兼プロ講師から見る医学部受験 - 勉強もスポーツも、基礎反復練習を怠らずに -
こんにちは。医師兼プロ講師、マイナビ家庭教師 医学部受験コース監修を務める
MEDUCATE代表の細井龍です。
今回は、学生講師が実際に指導に当たっている実際のご家庭の事例をご紹介したいと思います。
前回の試験では、前まで数学が30〜40点だったのが
60点まで伸び、平均点を越えたそうです。
よく頑張ってくれました!
しかし、残念ながら、戦いはまだまだ続きます。
今から、まだ残っている弱点を克服するのも大切なこと。
現在取り組んでいるのは、一次関数の問題。
一次関数が今回のテスト範囲ですが、どうしても解くのに時間がかかってしまいます、、、
時間がかかってしまう理由は明白で
演習量不足
です。
どうしてもテスト前になって後手後手になると、範囲の履修に精一杯になり、
十分な演習量が詰めず終いになってしまいます。
部活に勤しむのはとってもいいことですが、先取り計画を立てて、予習していかなければ間に合いません。
テスト範囲は終わったようなので、あと1週間で反射で手が動くように鬼演習するよう指導しました。
また、生徒が手が止まってしまう問題でも、目の前でやりかたを実演して後すぐに、
同様の例題3問くらいを作ってあげて真似をさせるようにすると、すぐ出来るようになります。
数学はパターン認識が占める部分は大きく、初級段階はパターンの暗記でどうにかなると言っても過言でありません。
公文式がこの方法をとっていますよね。鬼の反復練習によるパターン認識→理解です。
今回の生徒さんはバスケ部の生徒さんでしたので、ドリブルで説明しました。
下手くそなドリブルではゴールに繋がりませんよね?
まず、ドリブルをなんども反復練習することが、バスケ全体のパフォーマンスを上げ、
得点をとる一番の方法でしょう。
数学も同じです。決められた時間で多くの点を取る。バスケと全く同じですね
今回もテスト結果、期待して待ってようと思います。
お子様の学習のお困りはマイナビ家庭教師 医学部受験コースまでご相談ください。
マイナビ家庭教師 医学部受験コース
https://katekyo.mynavi.jp/courses/igakubu/
【著者プロフィール】
細井龍(MEDUCATE代表・形成外科医)
現役医師とプロ講師の双方の立場から教育業界の改革に取り組む。MEDUCATE代表。科学的勉強法にも造詣が深く、具体的な勉強だけでなく、学習内容をどう効率的に自分の使える知識に昇華させるかを伝えることに重きを置いている。2016年6月よりマイナビ家庭教師「医学部受験コース」の監修責任者を務める。
MEDUCATE(株式会社リベライズ) http://meducate.jp/