こち亀は200巻で終了したけど……意外と多い「100巻超え」の漫画11作品 2ページ目
・「弐十手物語」……小池一夫先生原作・神江里見先生作画で78年から03年まで連載し全110巻。同心の活躍を描いた時代劇。
・「静かなるドン」……新田たつお先生作の極道もの。89年~12年連載で全108巻。
・「あぶさん」……野球漫画を描かせたら右に出るものはいない水島新司先生作。73年から14年まで連載し、全107巻。主人公・あぶさんこと景浦は南海~ダイエー~ソフトバンクと実在するホークスに37年在籍。09年に引退する際には、ヤフードームで実際に引退セレモニーが行われました。
・「あさりちゃん」……少女を主人公にしたギャグ漫画。78年から14年連載し全100巻。作者の室山まゆみ先生は、女性2人姉妹の漫画家です。
■100巻までもうすぐ…あの探偵漫画も
・「パタリロ」……魔夜峰央先生作。78年『花とゆめ』で連載開始、現在まで96巻発行。
・「釣りバカ日誌」……やまさき十三先生作・北見けんいち先生作画で79年開始。現在まで95巻を発行。
・「名探偵コナン」……94年開始で現在90巻。作者は青山剛昌先生で、元妻は声優・高山みなみさん。
100巻超えや、もうすぐ到達の作品をざっと見てみると、大人向けの漫画が多いようです。そんな中、少年誌で連載中、まだまだ終わりそうにないのが「名探偵コナン」。青山先生はかつて「100巻以内に終わらせる」と語っていましたが、最近では「100巻以上余裕で続く」と構想を見直しています。また、少年ジャンプにおいて、こち亀に次ぐ長期連載となったONE PIECEは83巻。両作品とも完結して謎を早く知りたいと思う一方、終わってしまっては寂しい……と思わせますね。
※巻数は全て2016年11月7日時点のものです。
文 佐藤充