標準語にはない表現?! 他の言葉で言い換えができない方言5選「北海道:おささる」 2ページ目

編集部:すい

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●大阪「ほかす」


・東京の友人と話したら通じなかった(男性/25歳/大学院生)
・よその県では通じないと聞いた(男性/20歳/大学2年生)
・伝わらないときがあった(女性/21歳/大学4年生)

ゴミを「捨てる」といったとき、使ってしまうのが「ほかす」。意外にも、方言だと気付いていない関西の人も多いようです。

●広島「すいばり」

・「すいばりがたったけん、ちょっと取ってや。」と埼玉のいとこに言ったら、キョロキョロと針を探してて、全く私の手を見てくれなかったから(女性/21歳/大学3年生)
・すいばりは棘とはちょっと違うしなんか上手く標準語で言い表せない(女性/20歳/大学2年生)
・木の棘とよく言われるが、それともまた違うから(女性/19歳/大学1年生)

大雑把に言うと、竹や木の繊維などが皮膚に刺さって入り込んでしまった状態を指す「すいばり」。響きから何かの針かと思ってしまったようですね。埼玉以外の出身の人も同じ行動をとってしまいそうです。

●その他

・香川「むつごい」気持ち悪くてもう食べられない、味が濃すぎてもう受け付けないときに用いる。他の地域ではこのような言い回しがない(男性/26歳/大学院生)
・福島「ぶんず色」山ぶどう色になることを意味する。ぶんずできた(山ぶどう色になってきた)って友達に伝えたら、なにそれって言われて説明したら、そんな言い方しないよーって言われた(女性/20歳/大学2年生)
・沖縄「あふぁー」気まずいときやびっくりしたときに使う。一言では言えない複雑な言葉だったから(女性/24歳/大学4年生)

沖縄はやはり原型がない特殊な方言が多いですよね。ちなみに「あふぁー」は気まずい、きまりが悪いといった状況のときに使うよう。

いかがでしたか? 今回あげられた方言を使う都道府県の人は「わかる、わかる」と思ったのではないでしょうか。方言は外国語とも思えるほど、知らない人には通じないもの。新たな方言を知るとさまざまな発見があっておもしろいですね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2016年11月
調査人数:方言がある地方出身の大学生男女276人

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