博士課程に進むなら500万円以上は覚悟! 大学院に通う場合っていくらぐらい必要? 3ページ目
【シミュレーション】早稲田大学大学院の博士課程の学費も調べてみた
次は、早稲田大学大学院の「博士課程」の学費を調べてみました。
博士課程もさまざまな研究科がありますが、こちらも文系の研究科と理系の研究科それぞれ1つの学費をピックアップしてご紹介します。
事例1:博士課程「文学研究科」の場合
入学金 | 20万円 ※早稲田大学卒業者および退学者の入学金は免除 |
授業料 | 1年度:44万8,000円 2年度:64万8,000円※1 3年度:64万8,000円※1 |
演習料・実験演習料 | 0~6万円※2 |
学生健康増進互助会費 | 3,000円※2 |
3年間の学費目安 |
195万3,000円~213万3,000円ほど (175万3,000円~193万3,000円ほど) ※( )内は入学金の免除時 |
※1 本学卒業者および退学者の入学金は免除とします。
※2 演習料・実験演習料、諸会費は未定につき、2021年度の金額を参考に記載しています。
※3 参考として、第2~3年度の学費のうち、「授業料」を記載しています。研究科ごとに各年度の「授業料」(初年度:「入学金+授業料」)は平準化されています。
なお、授業料とは別途に演習料・実験演習料、諸会費が各年度必要となります。
※ 入学後、特定の科目を履修する場合は、別途実習費等が必要となることがあります。
【参考および出典】早稲田大学大学院 2022年度博士後期課程入学者 入学金・学費・諸会費 一覧表
博士課程からまずは文系の研究科である「文学研究科」の学費をピックアップしてみました。
博士課程は3年間であるため、文学研究科の場合は3年通った場合は合計約196万円から214万円かかると思っておくと良いでしょう。
修士課程の文学研究科からの5年間で考えると、トータルでおおよそ392万円ほどは必要になります。
事例2:博士課程「創造理工学研究科」の場合
入学金 | 20万円 ※早稲田大学卒業者および退学者の入学金は免除 |
授業料 | 1年度:70万7,000円 2年度:90万7,000円※1 3年度:90万7,000円※1 |
演習料・実験演習料 | 9万円~12万円※2 |
学生健康増進互助会費 | 3,000円※2 |
3年間の学費目安 |
275万1,000円~309万円ほど (255万1,000円~289万円ほど) ※( )内は入学金の免除時 |
※1 本学卒業者および退学者の入学金は免除とします。
※2 演習料・実験演習料、諸会費は未定につき、2021年度の金額を参考に記載しています。
※3 参考として、第2~3年度の学費のうち、「授業料」を記載しています。研究科ごとに各年度の「授業料」(初年度:「入学金+授業料」)は平準化されています。
なお、授業料とは別途に演習料・実験演習料、諸会費が各年度必要となります。
※ 入学後、特定の科目を履修する場合は、別途実習費等が必要となることがあります。
【参考および出典】早稲田大学大学院 2022年度博士後期課程入学者 入学金・学費・諸会費 一覧表
次は理系の研究科である「創造理工学研究科」の学費です。
修士課程と同じく、文系の研究科よりも理系の研究科の方が専門性が高くなることから、学費は高い傾向にあります。
修士課程と合わせると約575万円かかるでしょう。もちろん、研究科によってはさらに高額になる場合もあるかもしれません。
この項目では早稲田大学大学院の事例を見て行きましたが、大学院だけでなく研究科によって左右される部分もあります。
さらに、大学院に入学するためには大学に通わなければなりません。その分の学費も必要になることから、少なくともトータル1,000万円は必要になるでしょう。