「TOEIC」と「TOEFL」の違いって? 試験内容を解説! 3ページ目
●TOEFLの試験内容
日本で行われているTOEFLの試験は「TOEFL iBTテスト」と「TOEFL ITPテスト」があります。ITPテストの方は団体用の試験ですので、ここではiBTテストの内容を紹介します。「iBTテスト」はInternet-based Test インターネット版TOEFLテストのことです。PBTテスト(Paper-based Test ペーパー版TOEFLテスト)もあったのですが現在は実施されていません。
・受験料:230ドル(日本の場合)
※国・条件によって異なります。詳細は以下のサイトを参照
http://www.ets.org/toefl/ibt/about/fees/
・「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能について測る試験
・Reading試験:60-80分/3-4パッセージ
・Listening試験:60-90分/4-6題
・Speaking試験:20分/6問
(Integrated tasks:4問を含む)
・Writing試験:50分/2問
(Integrated taskを含む)
・Speakingセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音される
・同時に複数の技能を測定する問題(Integrated Task)が出題される
・スコア:0-120点
・スコアは点数に加え、「スコアの持つ意味」の解説(Performance Descriptor)も示される
・High(高)/Intermediate(中)/Low(低)/Good(優)/Fair(良)/Limited(限定的)/Weak(極めて限定的)という判定がある
またインターネット経由で行われる試験ですので、以下のような点が特徴です。
・テストセンターにて全セクションコンピューター上で受験
・全セクションでメモを取ること(Note-taking)が可能
このように「TOEIC」と「TOEFL」は大きく異なっています。「難易度はTOEFLの方が高く、また英語力を測る試験としてグローバルスタンダードなのもTOEFLの方」と言われますが、どちらもあなたの英語力を測ってくれることは確かです。大学時代に一度受験してみてはいかがでしょうか?
⇒『TOEIC』公式サイト
http://www.toeic.or.jp/
⇒『TOEFL』公式サイト(日本語)
http://www.cieej.or.jp/toefl/
(高橋モータース@dcp)