教育理念を反映! 有名大学の校章デザイン9選 2ページ目
1952年(昭和27年)に図案を学生から公募して決定されたデザインです。形状は「信仰を楯として」(新約聖書 エフェソの信徒への手紙6章16節)から取られており、信仰の象徴を示しています。青山の「A」と学院の「G」、その下に「Univ.」(大学)という文字が配されています。
●専修大学
現在の校章は、創立100年を記念してリファインされたものです。原型は、学生から募集した図案を基に1921年(大正10年)に作られました。学問を表すペンに、専修の頭文字の「S」、鳳(おおとり)の翼を配した意匠となっています。
●佛教大学
佛教大学は、その建学を1868年(明治元年)に知恩院山内に仏教講究の機関が設置されたことに求めることができます。この校章は、建学の精神の基となった法然上人の生家の家紋「杏葉」に大学の文字を配したデザインとなっています。
●龍谷大学
大学名の「龍谷」は本願寺の山号に由来します。この校章は、仏教のシンボルである「三宝章」と本願寺の紋所である菊くずしを組み合わせたものです。「三宝章画像」は、仏・法・僧の三宝を表し、菊くずしは八角菊くずし(本願寺の紋章の一つ)の一部です。
このように、校章のデザインにはそれぞれの大学ならではの由来があり、興味深いものなのです。大学生読者の皆さん、あなたは自分の大学の校章がどのようなデザインなのかをちゃんと知っていますか?
(高橋モータース@dcp)