【ネタバレ注意】読後感すっきり! 終わり方がきれいだった漫画7選 2ページ目

学生の窓口編集部

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●『鋼の錬金術師』荒川弘


エドワードとアルフォンスの兄弟は錬金術師ですが、人体錬成に失敗し、エドは左脚、アルは体の全てを失ってしまいます。エドは義手(アルの魂の錬成の対価で右腕を喪失)と義足を身に付け、アルは魂を甲冑に固着させた姿で、失った体を取り戻すための旅に出ます。得るものと失われるものという誰の人生にもある普遍的なテーマを感じさせる物語となっており、ラストでエドは重要な決断をして最良の結末を手繰り寄せます。強い意志の力とそこから得られた安息を描いた見事な終わり方でした。

●『あしたのジョー』原作:高森朝雄/作画:ちばてつや

不良少年だった矢吹丈(ジョー)が、トレーナー丹下段平の指導によってボクサーとなり、強敵と戦っていくさまを描きます。物語は、宿敵・力石徹との戦い、それ以降のジョーの活躍の大きく二つに分かれます。最後には、無敵のチャンピオンであるホセ・メンドーサに挑むのですが……。チャンピオン戦が終わり、漫画史に残るラストシーンを迎えます。真っ白な灰になるまで自分を燃やし尽くしたジョーを象徴する素晴らしい終わり方でした。

●『幽☆遊☆白書』冨樫義博

主人公・浦飯幽助は自動車事故に遭って死亡しますが、霊界探偵となって復活。霊能力を手に入れた幽助の活躍と冒険を描きます。長期連載でしたが、幽助自身が開催した魔界統一トーナメントの中身は省かれ、人間界の日常に戻った幽助を描いて物語は終わりました。冨樫先生によれば「(前略)半ば私のわがままで止めた」とのことですが、長い長い冒険の非日常は終わり、主人公が日常に戻ってくるという良い終幕だったのではないでしょうか。

他にも、『寄生獣』『うしおととら』『手天童子』『姫ちゃんのリボン』『めぞん一刻』『タッチ』などなど、素晴らしいエンディングを迎えた作品はたくさんあります。あなたは、「終わり方が見事だった漫画」といえば、どんな作品を挙げますか?

(高橋モータース@dcp)

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