ひと言のセリフでも感情表現がスゴい声優さん5選 2ページ目
●O次郎
CV:高坂真琴/桂玲子/横沢啓子(現:よこざわけい子)
『新オバケのQ太郎』に登場するキャラクターで、Q太郎の弟。まだ赤ちゃんという設定ですが、実はボンクラ兄貴Qちゃんと違って天才児です。基本「バケラッタ!」しかしゃべれませんが、このバケラッタだけで喜怒哀楽を表現しなければならないため、歴代担当の高坂さん、桂さん、横沢さんは苦労されたことでしょう。
*……O次郎は「アホラッタ」など、基本形である「バケラッタ」のバリエーションをしゃべることもあります。
●定春
CV:高橋美佳子
『銀魂』に登場するキャラクターで、巨大な白いイヌのような見た目ですが宇宙生物という設定です。神楽が飼っており、主人公・坂田銀時が営む『万事屋(よろずや)』に住んでいます。定春はイヌのような鳴き声、例えば「アン」などを発するだけでしゃべりません。それでもモフモフでかわいらしいイヌの様子を表現しなくてはなりませんから、演じる高橋さんにはかなりの演技力が求められますね。
「基本ひと言キャラクター」といえば、他にも『天才バカボン』に登場する「レレレのおじさん」、『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻ガジラ(ガッちゃん)、『ゲゲゲの鬼太郎』の「ぬりかべ」などがいます。これらのキャラクターはほとんどしゃべらないからこそ演じるのが難しく、声優さんには確かな技量が求められるのではないでしょうか。
あなたは、「基本ひと言キャラクター」といえば、どんなキャラが印象に残っていますか?
(高橋モータ-ス@dcp)