「第一部完!」のまま、いつまで待っても始まらなかった漫画9選

学生の窓口編集部

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連載漫画の終わり方にもいろいろありますが、一つのパターンとして「第一部完」とする終了の仕方があります。その後、第二部が始まるのかと思いきや、いつまで待っても始まらない作品も。今回は、そのような終わり方をした漫画をピックアップしてみました。

●『SLAM DUNK』井上雄彦

圧倒的な画力で描かれる迫力のプレー、キャラクターの成長、群像劇の魅力など今でも多くのファンを獲得している作品ですが、『週刊少年ジャンプ』に最終回が掲載された際には「第一部完」という文字が。第二部を期待するファンも多かったのですが、その後刊行されたコミックスでは「完結」となりました。どんな事情で連載終了時に「第一部完」と記載されたのか分かりませんが、皆さんもご存じのとおり物語はきれいに終了しています。

●『銀と金』福本伸行

『漫画アクションピザッツ』(1991年に創刊され、現在は『アクションピザッツ』としてリニューアルされ、成人向け漫画雑誌となっています)で連載された作品です。福本先生らしい、ギャンブルと欲に踊らされる人間の心理を巧みに描いた作品です。同誌では「第一部完」として最終回を迎えました。残念ながら、現在まで第二部の再開はなされていません。

●『日露戦争物語』江川達也

日本海海戦で活躍した秋山真之を主人公に、真之の兄・好古、友人の正岡子規など彼にまつわる人物を交えて時代の動きを描きます。タイトルは日露戦争物語なのですが、秋山真之が幼少のころより語り始めており、日清戦争の旅順攻略戦の段階で「第一部完」となってしまいました。『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載時にはペン入れがきちんと終了していない状態で掲載されるなど、江川先生が苦労した様子がうかがえました。

●『仁侠姫レイラ』原作:梶研吾/作画:米井さとし

『週刊少年チャンピオン』で連載された作品で、覆面レスラー・仁侠姫レイラの衝撃のデビュー、その後の活躍を描きます。仁侠姫レイラは普段は女子高生なのですが、プロレス団体の興行に合わせて転校するという設定です。コアなファンもいた作品なのですが、連載最終回では、「第一部完」として終了しました。

●『あずみ』小山ゆう

『ビッグコミックスペリオール』に連載された作品で、暗殺者として育てられた主人公・あずみの生き様を描きます。非常に人気があり、足かけ14年もの長期にわたって連載されたのですが、2008年に「第一部完」となって終了しました。もっとも、本作の続編にあたる『AZUMI』が2009年-2014年に同誌で連載されています。ただし、この『AZUMI』は主人公も代わり、時代設定も幕末となった別作品です。

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