特に伝統があるのはどこの大学? 知られざる学園祭の歴史

編集部:はまみ

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大学祭が開催される時期は大学によってさまざまですが、多くは秋に開催されますね。いよいよ大学祭のシーズン到来です。さて、この大学祭ですがいつから開催されているのでしょうか? また、どんな催しが現在の大学祭につながっているかをご存じでしょうか?

大学祭の起源は戦前にまでさかのぼることができる、といわれます。現在まで続いている大学祭の中でも特に長い歴史を持つといわれるのは、東京大学の「五月祭」、東京農業大学の「収穫祭」、東京外国語大学の「外語祭」です。この3つの大学祭の歴史を見てみましょう。

●東京大学の「五月祭」

1913年(大正2年)5月5日に行われた「第1回大園遊会」が起源とされる大学祭です。2016年には開催回数が89回となりました。2017年には記念すべき第90回を迎えます。

●東京農業大学の「収穫祭」

東京農業大学は、2016年で創立125年という長い歴史を持つ大学です。一般にもよく知られた同大学の大学祭「収穫祭」は、1905年(明治38年)、二子多摩川原に遠足会を行った際に、余興として運動競技、その他の催しが行われたことに始まります。翌年には、世田谷にある松陰神社の境内で、遠足会を兼ねた運動会を開催。東京農大の大学祭は当初は「運動会」と呼ばれていたのです。

毎年「運動会」という名称で開催され、現在の「収穫祭」となったのは1941年(昭和16年)のこと。1943年(昭和18年)からは戦争のため開催されませんでしたが、終戦の翌年1946年(昭和21年)には復活。以来、現在まで続いているのです。

⇒データ出典:東京農業大学 図書館 大学史資料室通信 第6号 2014.11.1
http://www.nodai.ac.jp/harvest-fes/images/about02.pdf

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