ファイナンシャルプランナーに聞いた! 本当は怖い大学の奨学金事情 2ページ目

学生の窓口編集部

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――奨学金の支給を受けている人にアドバイスをお願いします。


前野先生 返済義務のあるお金であると認識すること、また返済のためのプランをきちんと考えておくことが大切になります。そして、どうしても返済ができない事態になったら、日本学生支援機構に、まず相談することです。支払い期間は長くなりますが、毎月の支払額の減免などもあります。支払えないまま放っておくといわゆるブラックリストに載るなどして、将来、クレジットカードをつくったり、住宅ローンを借りたいときに、審査に落ちてしまう、といったことになるかもしれませんから。今の行動が未来の自分の選択肢を広くも狭くもするということを、早い段階で知っていただければと思います。

――ありがとうございました。

以前、奨学金について弁護士さんに取材したときもそうでしたが、奨学金の返済だけで困窮しているという人は、ニュースなどで報じられるほど増加しているとは思えない、とのことです。しかし、奨学金を利用している大学生は5割に達します(出典はJASSOの「平成26年度学生生活調査」)。困窮まではいかなくても、奨学金の返済に苦労する人は多いでしょう。本当に返済できなくなったら、放っておくのではなく、まず貸し手に相談してみましょう。

⇒前野彩先生の『FPオフィス will』
http://fp-will.jp/

(高橋モータース@dcp)

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