■第6位　九州大学……1,972人
九州といえば九州大学。地理的にも韓国や中国と近いため、特にアジア圏から多くの留学生を受け入れているようです。九州大学には、留学生が日本での生活に1日でも早く慣れるよう、専用のカウンセリング部門が準備されているほか、留学生センターには日本語教育のクラスも設置されています。

■第7位　筑波大学……1,889人
『つくばエクスプレス』の開通で都心へのアクセスも一気に良くなったつくば市。その影響もあってか筑波大学は留学生からの高い支持を得ています。

筑波大学では、海外の大学や研究機関との連携を推し進めるなど、積極的な国際化戦略を展開中。今後はさらに海外の研究者や留学生からの注目度がアップしそうです。

■第8位　京都大学……1,725人
学力では日本を代表するといってもいい京都大学。その留学生数は1,725人で第8位となっています。京都といえば観光地のイメージが強いのですが、その歴史情緒豊かな環境の中で、日本の文化も学んでみたいと考える留学生はとても多いのです。

■第9位　名古屋大学……1,668人
最後の帝国大学としても知られる名古屋大学。ノーベル賞を受賞した関係者は6名と多く、世界的にも注目を集める大学なのです。中国やウズベキスタンなど、世界中に拠点を持ち、留学生獲得活動や学術交流等を盛んに展開しています。

■第10位　東北大学……1,532人
トップ10のラストは留学生数1,532人の東北大学でした！ 東北大学は100年以上の歴史を誇る伝統ある大学。外国人留学生の受け入れもすでに1911年から始めているのです。

東北大学のある仙台市は、首都圏と比べて物価もやや低く、生活しやすい街です。古くから「杜の都」と呼ばれ、落ち着いて勉学に集中できるのも大きな魅力といえるでしょう。

現在政府は「留学生30万人計画」を実現させるため、奨学金制度の拡充や、住環境の整備などを積極的に進めています。

これからの社会、異文化に対する理解や海外の人とのコミュニケーション能力の重要性は高まるばかりです。日本に学びに来ている留学生は、日本人の知らないさまざまなことを教えてくれる存在でもあるのですね。

⇒データ出典：『独立行政法人 日本学生支援機構』のサイトより「平成26年度外国人留学生在籍状況調査結果」
http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/ref14_02.html

(dcp)