留学の費用を抑えるテクニック! コストを抑えて賢く留学しよう 3ページ目
メリットは何と言っても「煩雑な留学手続きを代行してくれること」です。もっと簡単に言えば、留学の不安という重荷をお金を払って代わりに背負ってもらう。つまり、気持ちの重圧を軽くしてくれる存在です。飲み会の幹事を誰かに代わってもらうのと同じ。自分は指定されたお店について行くだけで、あとは乾杯の音頭も参加費の徴収も、あるいは二次会の人数確認まで幹事がやってくれます。これと大差ありません。ただし、その代わりにお金がかかります。では、これを自分で行うにはどうすれば良いのか。それは「度胸と準備」、これだけです。
大学留学なら、先に挙げたように奨学金やその他にもさまざまな書類が必要になります。しかし、民間の語学学校に通うだけなら、日本から決めず現地へ渡航してから決める方法も。例えばイギリスは半年以内なら学生ビザは不要です。観光ビザで入国し、適当なホステルやシェアハウスに入居したら学校へ行き「入学させて欲しい」と頼むことができます。たいていの語学学校には無料体験や見学が用意されているため、何校か廻って自分に合った学校へ通うと良いでしょう。これは、フィリピンやインドも同様です。語学学校は思っているよりも敷居が低く、気軽に通うことができます。
もちろん、中には「英語も満足に話せないのに、いきなり渡航して学校に行くなんて無理」という人もいるでしょう。そういう人のための留学エージェントです。しかし、エージェントを介さないと留学できないと言うわけではないので、コストを下げたいと考えている人は検討してみてください。
いくつか、コストを抑えて賢く留学する方法をご紹介しました。これまで漠然と「高そう」とイメージしていた留学が、少しでも「行けるかもしれない」という考えに変われってきましたか?
留学できるチャンスは、そう何回もやって来るものでもありません。行けるときに行く。その行動力と決断力があれば、どこへ行ってもやっていけます。「お金がないから無理」「英語ができないから無理」というのは、本当に無理なのでしょうか。理由と解決法を考えることで、可能性はいくらでも広がります。ぜひ参考にしてくださいね。
執筆者:浦辺あずみ(ナレッジ・リンクス)