【IT×アフリカで社会を変える!】早大3年大嶋康浩が、大学生に伝えたいこと【学生記者】 2ページ目

渡邉

お気に入り!

あとで読む

■大嶋が大学生に伝えたいこと

大嶋さん3

――大嶋くんは普通の大学生とは違う経験を多くしていると思うんですよね。そんな大嶋くんから、就活に悩んだり、大学生活に不満を感じたりしている大学生にメッセージをいただきたいのですが。

大嶋:はい! わかりました!

就活は自分が市場においてどんな価値を持っているかを知ることができる場だと思います。市場にとって必要とされる人は多くの選択肢を得られ、必要とされない人は会社に取られない。そこで、

1. 行きたい業種や将来やりたい仕事をある程度絞り、

2. それに対して積むべきキャリア、出すべき成果(お金・集客人数などの数字)と、自分がそこに費やせる時間と覚悟などから目標を設定し、

3. 成果に執着して結果を出す。

以上の流れで自分自身の市場価値を高めると勝てると思います。

―― 市場価値を高めるとは?

大嶋:「市場価値を高める」って何かっていうと、「自分自身の希少価値を高める」という言葉に言い換えられます。つまり、どれだけ自分がマイノリティーになれるかだと思います。

インターン経験があるとか何らかの組織のリーダーをしていたとかって、腐るほどいるじゃないですか。そこでどんな成果を出せたのか、自分の価値をどれだけ発揮できたかが重要で、その成果や価値をどれだけ高められるかということです。

この論理を突き詰めていくと、One of themの時点で意味がなく、Number oneかOnly oneになることにしか意味がなくなってきます。具体例を言うと「その組織で1番の成果(金銭や集客人数など)を出した」や、「この分野でこれができるのは僕だけ」といった状態なのですが、ここまでやらなければ、「市場価値を高める」点では、努力する意味がないとも思います。

僕を含めて、学生なんて社会人から比べたらなんのスキルも実績もないので、ないものを発掘しようと自己分析とかに時間をかけるより、そもそも実績とか成果を出して、自分自身に強みを持つことのほうが生産的な時間に思えます(笑)。

―― かなり辛辣ですが、現実的な考え方ですよね。

大嶋:そうですね(笑)。 「自分自身をどうアピールするか」に時間を使うより、そもそも「自分自身が持つ絶対的な価値を作る」ことのほうが、誰がどう見ても「あ、すごい」となるので、そういう価値を出すことに集中するほうが有効だと思います。

しかも、成果を出そうと頑張るからこそ本当に活きた人脈や出会えて、経験が手に入る。そして、これは今の自分のことなんですけど、その努力をいざ始めると、何もできない自分、市場にとって価値なき自分、という現実がどんどん突きつけられて泣きそうになります。そんな中で成果、成功に向けて歩んでください(笑)。

失敗して失敗して、ちっぽけな自分を諦めたくて、それでももうちょっと頑張ってみるか……ということが積み重なればいいなって思います。本当、社会に出たらどうしようもないくらいショボいな自分という現実を受け入れないといけないのが最高につらくて楽しいですよね(笑)。

―― なるほど。もはやすごすぎてよくわからない……(笑)。 他にはありますか?

大嶋:他には「規模感」の話が好きなんですよね(笑)。

どういうことかと言うと、「グローバルで働きたい!」とか「世の中のトップリーダーになりたい」って言うこと自体は全然良いことだと思うんです。だけど、そう語る人は、自分がその規模感に対して今何ができているか、そもそも目標に向かって動けているかっていう、今やっていることと自分が将来やりたいことの規模感の乖離を見極める必要があると思います。

―― なるほど。そこで大嶋くん流の見極め方はありますか?

大嶋:そうですね。この乖離を見極めるときに、「足りないことを素直に認める」ことってすごく重要なんですけど、僕自身もなんですが、それができてない大学生がとても多いと思います。

この乖離を確認するための指標として、数字とかお金といった定量的な成果がすごく重要になってくると思います。将来動かしたい人やお金などの規模と現状の規模との乖離を知るということなんですが、これが自分のキャリアやスキルの見直しにつながると思います。

特に夢が大きい人ほど、客観的な目線で自分の属しているコミュニティーや自分自身に対して、理想との乖離の有無やその程度を知るべきです。

一つのコミュニティーのみに身を置くと、往々にしてこの乖離が見えづらくなりますから、余裕があるときには自分が尊敬するような人物の周りのコミュニティーに関わりを持つことは極めて有意義だと思います。

そして、「夢のために今の心地いいコミュニティから離れる」ことを厭わないでほしいと思います。

―― 僕自身、乖離を見極められていないとか、思い当たる節があったのでギクっとしました(笑)。大嶋くん、今回はありがとうございました!

大嶋:いえいえ!(笑)こちらこそありがとうございました!


いかがだったでしょうか!

大学生でここまで真剣に自分のすべきことを考えて実行している人は少ないのではないでしょうか。僕自身、彼に学ぶことがたくさんあると感じました。

みなさんも、学生の内から積極的に活動している大嶋くんから大事なことを学び取って、ぜひ夢を実現してください!

<大学生のまずこれステップ>
1. 自分の市場価値を高める
2. 「やりたいこと」と「今やっていること」のギャップを見極める
3. 夢のために今の心地いいコミュニティから離れることを厭わない

文・渡邉

2

関連記事

「将来を考える」カテゴリの別のテーマの記事を見る

おすすめの記事

合わせて読みたい

編集部ピックアップ

学生の窓口会員になってきっかけを探そう!

  • 会員限定の
    コンテンツやイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

  • QUOカードPayが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

一歩を踏み出せば世界が変わる無料会員登録

あなたのきっかけを探そう

気になる #キーワード をタッチ

テーマから探そう

あなたへのきっかけが詰まった、6つのトビラ

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催