今読みたい! 夏休みが印象的に描かれた漫画7選

学生の窓口編集部

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夏休みはいくつになっても特別なものです。夏休みには、夏休みならではの出来事が起こったりします。物語を作りやすいのでしょう、漫画の中には夏休みを舞台にした作品、エピソードがたくさんあります。今回は、その中で印象的なものをピックアップしてご紹介します。



●『こちら葛飾区亀有公園前派出所』「夏の思い出の巻」秋本治



主人公・両津勘吉、亀有公園前派出所に勤務するメンバーが騒動を巻き起こすギャグ漫画です。ギャグ漫画ながらじぃんと感動させる話も多く、「夏の思い出の巻」はそんなエピソードの一つ。両さんには性格が正反対で大真面目な金次郎(職業は弁護士)という弟がいます。両津兄弟が幼いころ、金次郎が機関車を見たいと言うので夏休みに両さんが連れて行くことになるのですが……。人情家・両津勘吉の面目躍如といえるような作品で、爽やかな感動があります。本エピソードは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社刊:ジャンプ・コミックス)181巻に収録されています。

●『夏のあらし!』小林尽

主人公・八坂一は夏休みに横浜の祖父の家に泊まりに行きます。ふらっと入った喫茶店「方舟」。一はそこで働く美少女・嵐山小夜子に一目ぼれしてしまいます。しかし彼女には秘密があったのです。とあることで小夜子が一に触れると突然衝撃が。小夜子は「通じた」と叫んで一の手を取り外へ連れ出すのですが……。13歳の少年が経験するひと夏の切ない物語です。舞台となる夏が印象に残る作品。アニメ化もされましたが、原作漫画『夏のあらし!』(スクウェア・エニックス刊:ガンガンWINGコミックスなど)は全8巻です。

●『20世紀少年』浦沢直樹

高度成長期に少年期を過ごした少年たちが大人になり、子供のころに空き地に埋めた「よげんの書」どおりになっていく悪夢の現実に立ち向かう話です。本作では、昭和30年代の少年の遊びがリアルに描かれています。主人公・遠藤健児の友達であるフクベエが万博に行ったふりをするため夏休み中家に隠れていた、など笑えるエピソードも含めて昭和の少年たちの夏休みが見事に活写されたシーンがあります。『20世紀少年』は全22巻、最終エピソードである『21世紀少年』は全2巻です(どちらも小学館刊:ビッグコミックス)。

●『Intorlerance... あるいは暮林助教授の逆説』川原泉

天才・川原泉先生の短編漫画。主人公・鷹見陸は数学のレポートで不可を取ってしまいます。ところがそのレポートは不可とならなかった友人のものと比べても遜色ありません。陸は数学担当の暮林助教授にクレームをつけますが、成り行きで夏休みに助教授の別荘でバイトすることになります。助教授の様子はおかしく、また庭にはなぜか1本だけ甘い桃の木があるのです。逃げたとされる助教授の奥さんと関係があるのか……。女子学生が経験した切ない夏休みのミステリー。本作は『中国の壺』(白泉社刊:白泉社文庫)に収録されています。

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