ドラクエやFFは鉄板!? フィールドBGMが人気のゲーム7選
ゲームに使われているBGMでは、戦闘中のBGMに格好良い曲が多く注目されがちですが、フィールドBGMにもそれに負けないくらい素晴らしい曲が存在します。例えば国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズでは、「III」の『冒険の旅』や、「II」の『遥かなる旅路』など名曲ぞろいです。今回は、こうしたフィールドBGMが高い評価を受けているゲームを、新旧さまざまピックアップして紹介します。
●『クロノ・トリガー』
1995年にスーパーファミコンで発売されたRPG。ファイナルファンタジーシリーズを手掛ける坂口博信氏とドラクエシリーズを手掛ける堀井雄二氏、そして人気漫画家の鳥山明氏という人気クリエーター3人が制作に関わったことでも話題になりました。本作のBGMは非常に高い評価を得ており、中でもフィールドBGMは秀逸。ノスタルジーな『風の憧憬(しょうけい)』と、神秘的な雰囲気の『時の回廊』の2曲は、特に人気の高いBGMです。
●『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』
1991年にスーパーファミコンで発売されたアクションアドベンチャーゲーム。『ゼルダの伝説』シリーズの3作目で、今なお高い人気を誇ります。「光の世界」と「闇の世界」を行き来しながら物語を進めていく本作。光の世界では、シリーズを通して使われるイントロが特徴的な『表の地上』が、そして闇の世界では、これから世界を救わんとするプレーヤーを奮い立たせるような、勇ましさを感じる『裏の地上』が流れました。
●『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』
ドラゴンクエストシリーズでは、前述の「II」や「III」だけでなく「IV」も人気の高いフィールドBGMがそろっている一本です。本作は全5章の章立てになっており、章ごとに異なるフィールドBGMが用意されています。どのBGMも人気なのですが、特に支持されているのが2章の『おてんば姫の行進』と5章序盤の『勇者の故郷(ふるさと)』、そして仲間が全員集結した際に流れる『馬車のマーチ』。必聴の名曲たちです。
●『ファイナルファンタジーVI』
ファイナルファンタジーシリーズでは、1994年に発売された「VI」のフィールドBGMが今でも高い人気を誇るもの。ストーリーの途中で仲間がばらばらになり、再び世界を回ってかつての仲間たちを集めることになりますが、このときのフィールドBGMは暗い沈鬱(ちんうつ)なもの。しかしある仲間が合流したタイミングで、『仲間を求めて』という悲壮感あふれる曲調のBGMに変化。このときのストーリー展開も相まって、非常に印象的でした。