夏の帰省や旅行をお得に! 鉄道料金の「学割」を活用するコツ 2ページ目

編集部:はまみ

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●片道601km以上の場合にはさらにお得に!

片道の営業キロが601km以上の場合には「往復割引」という制度が利用できます。これは片道601km以上、往復で乗車する場合に運賃が1割引きになるというお得なシステム。この「往復割引」が「学割」と併用できるのです。「往復割引」も「特急券」「グリーン券」「寝台券」には適用されませんが、営業キロが601km以上となると運賃も高くなりますから、かなりお得です。

例えば、片道の営業キロが601kmを超えている東京-広島間を新幹線(のぞみ)・指定席で移動するときの料金を見てみましょう。

通常:乗車券 1万1,660円 + 特急券 7,420円 = 1万9,080円
往復割引 + 学生割引:乗車券 8,390円 + 特急券 7,420円 = 1万5,810円
片道で「3,270円」、往復で「6,540円」もお得なのです。

●まとめ

・片道の営業キロが101km以上の場合には運賃(乗車券)が2割引きになる
・「特急券」「グリーン券」「寝台券」は割引にならない
・学割で切符を購入するには「学割証」が必要
・「学割証」は学校で発行してもらう
・乗車の際には学生証を携帯する
・片道の営業キロが601km以上の場合には「往復割引」も併用すべき
私鉄各社でも学割制度が設けられていることがあります。例えば、関西の近畿日本鉄道(近鉄)では下のようになっています。
・近鉄の指定している中学・高校・大学・専修・各種学校の学生または生徒の方が片道101km以上ご乗車になるときは、普通運賃が2割引となります。

⇒データ出典:『近畿日本鉄道』の「きっぷの情報」ページ
http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/kippu/jousyaken/jousyaken.html
大手私鉄では、他に「名古屋鉄道(名鉄)」「東武鉄道(東武)」などにも同様の学割制度が設けられています。

⇒データ出典:『名古屋鉄道』
http://www.meitetsu.co.jp/train/ticket_fare/ticket/discount_ticket.html
⇒データ出典:『東武鉄道』
http://faq-tobu.dga.jp/faq_detail.html?id=130&category=&page=1

「通学定期」以外にもお得な学割が利用できる場合がありますので、鉄道で長距離を移動する際には、大学生の皆さんはぜひ「学割の有無」「利用条件」について調べてみてください。

*……運賃の計算例は記事制作時(2016年7月11日現在)のものです。

(高橋モータース@dcp)

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