学内で本格フレンチが食べられる! 首都大学東京の「ルヴェ ソン ヴェール」って? 2ページ目
川村シェフ 地域柄お昼のランチメニュー(1,000円[税別])が盛況でして、これは毎日メニューが違います。前菜は全てバイキング形式になっています。このサラダバイキングを目的にいらっしゃる方が多いですね。ここに来たら「新鮮なおいしい野菜がたくさん食べられる」と思っていただいているのでしょう。
――これは女性に人気がありそうですね。
川村シェフ そうですね。奥さま方からも好評をいただいております。新鮮で安全な野菜をフレンチのテクニックを使って調理している点に人気があるのだと思います。
――工夫されている点はどんなことでしょうか?
川村シェフ 地元の農家さんとのお付き合いもあって、地場野菜を積極的に使うようにしています。また、内装をリニューアルした際に多摩のヒノキを使ったり、地域に根差した店舗であることを心掛けています。
■料理を通じて文化を学びませんか?
――まだ来店したことのない人に、ぜひシェフからアピールをお願いいたします。
川村シェフ そうですね……フランス料理に興味を持っている人がいらっしゃったら、ぜひ一緒に働いてみませんか?
以前駒場店をオープンした際に、いろんな大学の学生さんから「働きたい」という声があったんですけど、最近は少ないもので(笑)。たとえばフランス語を学んでいる大学生がフランス料理を通じて、語学だけではなく文化を学ぶ、といったことはできないのかなあ、と。語学と並行して文化を学ぶ、アルバイトがそのきっかけになるかもしれません。
――ありがとうございました。
『ルヴェ ソン ヴェール 南大沢』がある首都大学東京の「国際交流会館」は、公共建築賞優秀賞の建築作品の一部となっており、非常に奇麗なデザインの建物です。店内は天井も高く、明るくて開放的。吟味されたテーブル、イスが美しく調和しています。カジュアルにフレンチが味わえる『ルヴェ ソン ヴェール 南大沢』は、大学生のみならず近郊に住む人から高く評価されています。機会があれば、ぜひその料理を味わってみてください。
⇒『ルヴェ ソン ヴェール 南大沢』公式サイト
http://leversonverre-tokyo.com/restaurant/minamios...
(高橋モータース@dcp)